ポジティブ・フィードバックのすすめ〜上司になる人が、そしてが教師がおさえたいノウハウ〜
今日は、audibleで読んだ
国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック(ヴィランティ牧野祝子)
この本をレビューします♪
よろしくお願いします。
1.フィードバックとポジティブフィードバックの違いとは?
牧野さんの提唱する「ポジティブフィードバック」、それは、
のことです。
現在フィードバックという言葉は一般的ですが、それは、「人や組織等に対する反応・意見・評価」単なる反応という意味とのこと。うまくいかなかったことや改善しなければならない点について、場合によっては批判を受けることもフィードバックの一種なので、それをネガティブに捉える人も多いのです。
見ているよ、認めているよと承認してあげることが、「承認の欲求」を満たすことにつながり、相手のやる気や自信、人間関係、仕事の理解度、主体性のアップになっていく。誰でも認められることは嬉しいものです。
教員として、中堅となり後輩も増えてきて、今後「主任」として部下をまとめていく立場にもなるでしょう。このポジティブフィードバックの視点をおさえ、児童や後輩育成、良いチームの形成を目指せるようにしたいと思いました。
2.4つの承認について
相手の良いところを承認する、それを考える上で4つの承認のしかたがあると牧野さんは述べます。
今回この本を読んで、特に④の可能性承認の観点がなるほど、と考えさせられました。
可能性承認は、一般的なフィードバックのうち、ネガティブなことを伝えなくてはならない時に、それを伝えて肯定的に応援してあげるということです。
こんな感じで。
直してもらいたいところは指摘しつつ、将来の可能性を信じて応援してあげることが大事です。最後が+で終わっている部分もいいですよね。
個人面談などでは、使えるだなと思いました。
3.5つのポイントについて
続いて、ポジティブフィードバックを行うときの5つのポイントについての説明です。それは、
です。特に②のタイミング、「すぐ」についての説明に気づきを得ました。
ちょうど我々30代半ば近くの年代のことを、「ミレニアル世代」というそうです。SNSがあたり前、FBのいいねやTwitterの♡などの瞬時のフィードバックで欲求を満たすことがあります。
これは、今の子どもたちにも同じような状況が言えると思います。
なるべくその場で、すぐにポジティブフィードバックをしてあげること、報連相にもなるべく早く肯定的に返事をしてあげることに効果があり、言う側も言われた側も忘れずにいることができる。そして言われた側は、その行動を「次もまたやってみよう」と意識しいいことを習慣化することにもつながる、ということでなるべくすぐの反応をしてあげることが大事なのです。
4つの承認の中身、5つのポイント。それぞれ他の項目にもさまざまな学びが入っていました。
著書では、さらに「7つのコツ」として、伝わるフィードバックにするための観点が述べられていました。こちらは特に、上司として部下の育て方、声の掛け方等について考えたいなと思っている管理職、リーダー・ミドルリーダーの方にはぜひ読んでいただきたいな、と思います。
また機会がありましたら、他の項目についてもまとめてみたいと思います。
明日は、最近有名なひろゆきさんの「僕が親ならこう育てるね」をレビューします。
今日読み終えましたが、特に子育てについて考えが凝り固まりがちなお父さんお母さんや、何より私たち、学校の先生にも読んでもらい、考えてみてほしいと思った本です。おススメです。
本日もお読みいただき有難うございました。
ぜひ、記事の感想、皆さんのおすすめの本ありましたらコメントで教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします😌
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?