もっと使ってほしい『ChatMee』の話
こんにちは、代表取締役の高橋光太郎です。
今回は、AVILENが提供している法人ChatGPT『ChatMee』について、最近大きなアップデートをしたので、僕の思いを少しお話ししたいと思います。
法人ChatGPT『ChatMee』とは
『ChaMee』は、情報セキュリティとデータの秘匿性が保証された法人向けChatGPTです。
ChatGPTは言わずもがな革命的なLLMサービスですが、それをそのまま企業で使うには、内容を学習されてしまう懸念など、セキュリティ上の課題があります。
これを解消し、企業でも安全に活用できるようにしたプラットフォームが『ChatMee』です。
情報セキュリティレベルの高い大手企業や金融機関にも多数導入されており、ご契約継続率92%*と、長期的にご利用いただいています。
*ChatMee公式リリース以降、正式に導入した企業様のうち2024年4月末時点で継続契約している社数の比率
常識外れの新価格
先月、『ChatMee』の価格を大幅に見直し、月額150円/人(税別)にしました。価格破壊とも言えるこの値下げをした主な理由は2つ。
①法人ChatGPTサービスは飽和状態になってきている
法人ChatGPTサービスで最も重要な観点はセキュリティであり、そこがクリアできているのが最低条件です。その上で、使いやすいUI/UXと、ファイルアップロードやRAGなどの機能やオプションをつけて差別化していくのですが、そこの差別化もある程度のところまできているというのが実感としてあります。これ以上の「機能面での圧倒的な差別化」はしにくいということです。(お客様から「ぶっちゃけどこも一緒で、決定的な違いはないんですよね」と言われたこともあります…)
②価格面での導入ハードルがまだまだ高い
利用料が、社員1人につき1000円/月の場合(このくらいの価格設定のサービスが多い)。例えば従業員数100名の中小企業なら、全社展開すると10万円/月かかります。 開発や運用のコストを考えると妥当な価格設定ではあるかなと思うものの、企業にとっては決して安い価格ではありません。
AI活用の “起点” になってほしい
月額数百円〜1000円台の他社サービスが多い中、150円という破格の価格を提示できたのは、AVILENではかなりの少人数で開発・提供をしているからです。正直、一定以上売れて利益が出るギリギリのラインです…。
それでも価格破壊に踏み切ったのは、多くの企業はもっとLLMを徹底活用して効率化すべきと思っていて、大きな障壁の一つである「価格」を払拭し、LLM活用を加速させたいという思いがあるからです。
実際、ChatMeeを導入いただいているAVILENのクライアント(複数社)では、導入後にアクティブユーザーが増え続け「自社用にカスタムできないか」というご相談をいただいたり、LLM活用が社内で広まったことで次のAIソリューションの一手に踏み切れたりしています。
このようにChatMeeが、本質的な変革に向けた支援の“起点” になっているケースも多く、その“起点”づくりを加速させていきたいというのが僕の思いです。
本質的なAI活用とは
世の中の多くの企業は、残念ながら本質的なAI活用ができていません。LLM活用においては、具体的には次のようなことが起きています。
(開発能力が十分にあって、自社独自のデータとうまく掛け合わせる工夫などができていれば全く問題はないです)
「車輪の再発明」とも言えるこの事態に陥らぬよう、企業は、自社の事業や組織を進化させる「本質的なAI活用やDX」にフォーカスすべきではないかと思うのです。
「本質的なAI活用やDX」とは、「事業プロセスやビジネスモデルを変革し、効率化や提供価値向上を実現すること」です。
AVILENのパーパスは「データとアルゴリズムで、人類を豊かにする」です。
そのためにはまず、誰もが当たり前にAIを活用して業務を圧倒的に効率化し、本当にすべきこと・やりたいことに集中できる状態をつくることが大切だと考えています。(もちろん、AIにできることは「業務効率化」以外にもあるのですが!)
少しでも多くの企業が、本質的なAI活用への最初の一歩を踏み出せるよう、圧倒的な最安値で提供し続けるための工夫をしながら、ChatMeeをもっと広めていきたいと思っています。
▼ChatMee紹介ページ
https://avilen.co.jp/dev/saas/chatmee/
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