夜散歩のススメ

コツコツと、靴音がしっかり聞こえる。
静かな夜のお散歩の話。

私は昔から歩くのが好きだ。
ただひたすら歩くだけで、なんとなく気分がいい。心が落ち着く。
これについては科学的にも根拠があるらしい。

特に、歩くのは夜がいい。それも夜中。人が少ない時間。
シーンとしている時間だとなおさらいい。
女性は安全対策に注意が必要だろうが、私は男なので、まぁ大丈夫だろう。

私のお気に入り散歩メニューはこうだ。
まず家を出て、住宅街を15分程度歩く。最寄りの小さな神社へ参詣。日々のことを感謝し、ボヤきたいことはとことんボヤく。ちなみに独り言のように声に出す。神様をお友達くらいに捉えて、ブツブツと話す。
側から見たら奇妙そのものだが、夜中なので問題なし。ちなみに時間的には、まさに「丑の刻」なんだけど、別に、呪殺しに来ているわけではないし、気にしていない。

それが終わったら、神社のベンチで一休み。ぼーっと物思いに耽る。最近は、なんとなく落ち込む日々なので、しょんぼりしていることが多いかな・・・。
それでも、神社にいると何となく励まされた気分になるので、少し元気を取り戻してまた歩き出す。

もと来た道ではなく、別のルートで、大回りしながら家を目指す。
途中、なんとなく気が向いたらそっち方面へ行くこともある。
なんだかんだで、30〜40分くらい。
音楽はマスト。必ず音楽を聴きながら歩く。

さっきも書いたけど、最近はなんとなく落ち込むことが多くて、
音楽もそれにつられたようなものが多い。

ちなみに今夜は、「時代おくれ」(河島英五)を、志村けんが「ラブラブ愛してる」(CX)で歌っている姿をyoutubeで聴いた。志村けんの歌声って、
なんか良いな。

まだそんなに寒くない夜である。
夜散歩には打ってつけだ。

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