【本】サイバースペースの地政学(小宮山 功一朗&小泉 悠 著)を読んで

(所感)
最後の「おわりに」を読んで、小宮山氏が戦時経験者である祖父母とのかかわりの中で二つの思いを自然とはぐくまれていったというくだりが印象に残った。
ひとつは、あらゆる努力をして戦争を起こさないこと
もう一つは、万が一戦争がおきるなら、それに負けないために最善を尽くすことである。
私はこれにもう一つ加えたい。
万が一戦争がおきたなら、深刻な被害を招く前に、戦争をおわらせる判断ができるようにしておくことだ。
同時にやはり、なんとしても戦争は避けなければならない。それが先人たちの知恵と経験に学ぶということだと思う。


備忘メモ
▶千葉ニュータウンの紹介
▶なぜラックの幅は19インチか
▶キャリアホテルとは(日本では大手町にある)
▶米国バージニア州アシュバーンに世界最大のDCがある
▶米国のクラウド法とは
▶長崎の地政学的重要性
▶海底ケーブル:地球35周分(英国テレジオグラフィー2024年1月時点)
▶陸揚げできるポイントは限られる
▶ガタパーチャという天然ゴム
▶デンマークの大北電信会社の話
▶ケーブルシップとは:世界50~60隻
▶1992年中国の領海法
▶さくらインターネットの石狩データセンターの紹介
▶アット東京のCC1の紹介
▶GPUとエヌビディア
▶2017年 英国シンクタンク Policy Exchange「Undersea Cables Indispensable, insecure」Rishi Sunak MP https://policyexchange.org.uk/wp-content/uploads/2017/11/Undersea-Cables.pdf

▶庭のホースぐらいの細さ
▶IISSのミリタリーバランス2024年の紹介
The Military Balance 2024 (iiss.org)
▶大陸間競争の時代
▶スノーデンファイルが示す光ファイバーの脆弱性
▶SEA-ME-WE 6をめぐる動き
SEA-ME-WE 6 - Wikipedia
▶横浜ゾーン問題
▶国際人道法におけるエンブレムの仕組み
▶エストニアで見たものの紹介
▶2007年のブロンズの夜事件
▶ロシアにおけるデータローカライゼーションの動き(2014年の情報法)
2018-5.pdf (meti.go.jp) 経産省「データローカライゼーションをめぐる各国規制」
▶検閲されない図書館
報道の自由を。ゲームの中にできた「検閲されない図書館」 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

(以下、参考資料)


※最近の東京新聞のニュース(24年6月3日)


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