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THE MAD CAPSULE MARKET


「以前の記事の続きを。」と書き出したいけど、以前の記事から4ヶ月も経っている。

下手なアーティストだったら、シングル2枚ぐらい出しているかもね。

さて、マッドだ・・・

人生初のライブハウスは、高校で一緒になった奴がドラムを叩いていたバンドだった。

「お前PUNK好きなの?」みたいな話から、「NO FUTUREってどういう意味?」って聞いたのを覚えている。

すると奴は中指を突き立て、「未来なんか無い!って意味だよ。」と笑っていた。

未来どころか30年経っちまったよ。

そいつのライブが人生初のライブハウス。

「クラック・ザ・マリアン」のコピーバンドだった。

ライブに2回行ったのかな?

3回目のライブに誘われた時に、「マッドのコピーに変わったから。」みたいなコトを言われたような・・・

ベースはギャンギャンに歪み、Voは上半身裸にバンダナ。ドラムも勿論上半身裸。

何で脱ぎたがるのかね?でも、あの時代は皆脱いでいたか・・・

で、例によって例のごとくマッドは自分には全く響くコトは無かった。

そして、そのバンドも2年ぐらいで解散。

高校を中退していたベース&Voは18歳になると同時に「プロになる」と上京。

まぁ、半年後には戻ってきていたみたいだが・・・

その後、20歳の時に「POP」を買ったのを覚えている。

「あぁ、何か聴いたコトあるな」的な。

その頃はもうデジロックだった。

深夜TVでやたらと「システマティック」のCMを観たのを覚えている。

その後「ラウドロック」と言う言葉が生まれ、赤盤が大売れ!ライブチケット入手は困難に。

と、書きたいが・・・

チケット入手困難は否定はしないが、CDはそんなに売れなかったらしい。

売れても最初だけ。

当時入り浸っていた飲み屋に、マッドの担当が来ていたらしく、「ホント、売れないんだよ。」とボヤいていたと聞いた。

で、自分が持っているマッドの音源は2枚。

最初に白盤買って「カッコいいな。」と思ったけど、黒盤買ったらこっちの方が「面白い!」

曲調とか変にメロディアスな展開とかを聴くと、「アナーキーぽいな。」とか「スターリンだな。」とか変に勘ぐってしまう。

そう、キョーノはアナーキーが好き。

上田はスターリンが好き。

モトカツは何の情報も知らない。彼はドラムが好きなんだろうね。

当時のインタビューで、「マッドがPUNKバンドと言われるけど自分はそんな風に思ったコトは一度も無い。」と言っていたのは読んだコトがある。

今、改めて聴き直すと後期は「モトカツの無駄遣い」としか思えない。

でも本人は楽しんでいたらしい。そりゃ、ツアーに「筋トレ用具一式とワインセラー」付いてくるならね。

モトカツはスタジオミュージシャンで、上田はAA=

キョーノは何だかなぁ・・・

活動再開してもらいたいな。

素直にそう思う。

でも、「神歌」は演っても「あやつり人形」は演らないだろうな。