マルチタスクの真骨頂【同時に2人の話を聞いて仕事する人の頭の中】

同時に2人の話を聞いてそれぞれに、的確な指示をだせるような人が、たまにですがいます。

この動画に映っているキャラの人、同時に2名の話をきいて、対応しているんですよね。↓

たぶん初見だと、何しているかわからないと思うんですけど、それぞれに対応しながらも自分が話すときはミュートをかけて一方にのみ答えが聞こえるようにしています。

この動画みて「なんでこんなことできるの?」というような反応が多かったので、

同時に2名の会話をききながらそれぞれに対応する人が、どういう理屈でこうなるのかを私なりの視点で書いていきます。

※この動画の方は、本当に自然なマルチタスクさんです

ここでは、理屈をお話します。

1、慣れ
2、秒差で処理している(つまり…。後述します。)

こちらの記事からの続きです。

たとえば飲食店でバイトしている時のことです。

インカム「A卓の注文がまだきていないから、空いている人取りに行って」
接客「すみません、トイレってどこですか?」

同時にきたとします。

シングルタスクの人からはこう見えると思います。

「トイレは突き当り右です」とお客さんに返答した後に、すかさずインカムで「A卓了解しました~」

この時、どのようにして処理しているかについて、書いていきます。


冒頭で紹介した動画と異なる点は、動画だと2名分のキャラが映っているので、見ている側からするとさらに同時にみえます。

しかし、音声だけを聞くと、ここで紹介する例と同じです。

口は一つしかないので、同時に2名への発音はできませんよね?

なので、動画内でもほぼ同時に聞くことはできているけど、応答は一人ずつになっています。

ということで、本編いきますね。

目次見て、自分の需要にあっているかどうかチェックしてみてください。


これができるようになると、もっと仕事での活躍の幅が広がります。

私の時給アップしたのも、この点は大きいです。(当時、一番昇給が早く、一番高かったのです。トップシークレット扱いでした)

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