死ぬまであと
死ぬまであと
あの人が望むのは、わたしが自分のもとでしっかり休んで、また羽ばたいていくこと。
わたしが望むのはあの人のそばで付かず離れず、ずっと近くにいること。そこに他の人などいらなくて。必要じゃないってことじゃなくて、わたしには関係のないってことで。
根本的なゴール設定が、目的が違う二人はいつまで一緒にいれるのでしょう。そしてどうやって終わっていくのでしょう。
すきなところ、
茶色くてかわいい目、たまに見せるふざけたところ、わたしを見つめて笑ったときのくしゃっとした笑顔、大きい手、しっかりした背中、歩き方、声。
きらいなところ、
たくさん。
嫌いなところがある人間と一緒にいるくらいにわたしは人と深く関わってないから、すべてが初めてで。嫌いなところがたくさんある、それでも一緒にいる、ってすごいことだと知りました。