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記事のネタはどこにある?

定期的に書くか、書きたいことが出てくるまで待つか

 できるだけnoteを書きたいと思っているけれど、何を書いていいかわからなくて……という人も少なくないのではないでしょうか。実は個人的な考えとしては、

●無理をしてでも更新頻度を高めたほうが、書くことに慣れる
●書くことがないなら、無理して書かなくてもよい(書きたいことが出てくるまで待つ)

 という、2つの相反する考え方がせめぎ合いをしています。

 たとえば、noteを仕事として考えるのであれば、定期的に書くことが望ましいでしょう。会社の業務として執筆するnoteであれ、個人が仕事に生かすために書くnoteであれ、です。個人が仕事のために書くnoteというのは、仲間とつながったり、仕事の幅を広げるといった意味合いのものです。

 ライターや文筆家であったり、イラストレーターやマンガ家であったりするならば、プロモーションとして作品をnoteに定期的に掲載していくというのは、とても重要なことでもあります。そういう意味では、無理をしてでもnoteを書いたほうがよいと思うのです。仕事ですからね。

 一方で、個人の楽しみとしてのnoteであるならば、書きたいことが出てくるまで待つ、というのは、それはそれでとても正しいことだと思っています。

 つまり、置かれた立場や環境によって、どの程度の頻度でnoteを書いたほうがよいか、ということが変わってきますので、ぜひ一度、そのあたりを再確認してみてください。その上で「定期的にnoteを書きたい」という人に向けて、どこにネタは転がっているのか、という話を書いてみたいと思います。

ニュースと体験がネタになる

 ぼくは2003年からブログを書いていますが、平均すると、毎日10記事程度を書いてきました(現在50,000記事以上ある)。どういうことを書いてきたかというと、インターネットで見つけて興味深かったことにコメントをつけて記事にする、自分で行った飲食店などのことをレポート記事として書くなどをしてきました。

 大きく分けると「日常生活の中のネタ」と「インターネットの中のネタ」として大別することができると思います。そして、この中でも種類を大きく2つに分けることができます。それが「ニュース」と「体験」です。ざっくりとカテゴライズするとこんな感じになります。

●日常生活のニュース
●日常生活の体験
●インターネットのニュース
●インターネットの体験

 さらに詳しくみていきましょう。

●日常生活のニュース
 テレビやラジオ、新聞、雑誌などきっかけは何でもよいのですが、何かしら情報は目や耳から入ってくるものです。それに対して何かひとこと、いいたくなったらチャンスです。そのことをnoteに書けばよいのです。

 最近、どうも○○に関してのニュースが多いけれど自分はこう考えている、ということを書きます。時事ネタでもよいですし、マーケティングを仕事にしている人であれば、マーケティングに関するネタでもよいでしょう。

●日常生活の体験
 日々暮らしているとさまざま人に出会ったり、さまざまなところに行ったり、さまざまな物を食べたりします。

 日常生活というのは、少し視点を変えると、実はネタの宝庫なのです。少しでも楽な満員電車の乗り方を日々実践していればネタになります。デパートでこれまで見たことのなかった文房具を見つけて調べてみるかもしれません。食べ放題のランチタイムに原価に思いをはせるかもしれませんよね。

 場合によっては「なぜなのだろう?」と、疑問のままで終われるのも、noteのよさなのです(わかったら追記しましょう!)。

●インターネットのニュース
 そんなにあちこちに行かないし……という人は、インターネットのニュースを起点にしてもいいですよ。デスクトップから動かずに書く記事を「こたつ記事」と揶揄(やゆ)する場合もありますが、引用したニュース以上にしっかりと自分の考えや感想を書くことができれば、それは1つのコラムとして成立するはずです。

 ここで1つのテクニックですが、効率よくニュースを仕入れるならば、Yahoo! JAPANアプリのニュースや、Googleアプリで表示されるニュース、さらにはスマートニュースのようなニュース専門アプリもおすすめです。人と違った情報を仕入れたいなら、RSSリーダーという、ちょっと専門的なアプリやサービスを利用すると、ニュースの幅が広がります。

 RSSリーダーというのは、自分の興味があるサイトの更新情報を効率よく読むためのツールです。スマートフォンのアプリストアで「RSSリーダー」と検索してみてください。もっと人と違った情報がほしい! という人におすすめのツールです。

●インターネットの体験
 インターネットでの体験だってネタになります。はじめて訪れたサイトの使い勝手のことを書いてもいいですし、マンガサイトや小説サイトで何かを読んだならば、その書評のようなものだってnoteのネタになります。スマートフォンアプリがこうだったらいいなという改善点だってネタですし、こういうアプリがあったらいいのに、だってネタなのです。

業界の「当たり前」もネタになる

 どうでしょうか。自分の業界に照らし合わせてみると、「あ、これもネタだったの?」とか「これもネタになりそうだ」ということはたくさんあるはずです。特に「業界の中では当たり前」のことでも、部外者からすると「とても興味深い話」になることは少なくありません。そういったネタの棚卸しをするのも1つの手ですね。

 つまり、とにかくいいたいのは、生きていればネタには困らない、ということなのです!

気になることがあったら写真を1枚撮っておくと、あとからnoteを書くときに役立ちます。メモにもなるしアイキャッチにもなります。(コグレ)