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人気記事の続編を書く

 noteは[ダッシュボード]の[アクセス状況]から、どのページが読まれたか、どのように読まれたか([スキ]の数やコメントの数)がわかることは説明しました(58節)。次に大事なのは、その得られたデータ、情報を生かすことです。わかりやすいのは、人気記事の続編を書く、ということでしょう。

人気記事の続編は難しい、を前提に

 それでは、どうやって人気記事の続編を書いたらよいでしょうか?
 まず、[アクセス状況]からわかったことは、ページビュー数により「幅広く読まれる記事」がどういうものかわかりました。続いて、[スキ]の数やコメント数で、「深く刺さる記事」がわかりました。似ているようで少し違うのは、58節で説明した通りです。

 もちろん、広く読まれる記事でありながら、深く刺さる記事も存在します。いわゆる「バズる記事」というのは、それに該当するでしょう。

 人気記事がわかったところで、続編にはどういった内容を書いたらよいでしょうか。一口に続編といっても、簡単ではありません。同じ話をもう一度、書けばよいのでしょうか。書いたところで、もし人気が出なかったら……。さらに、二番煎じなんていうコメントを見てしまったら……というときのために最初に書いてしまいますが、ヒット作の続編をつくるというのは、そもそも難しいものです。

 映画で想像するとわかりやすいと思いますが、1作目がヒットしたら、たいてい続編が制作されます。もちろん中には「やっぱり面白い」となるものもありますが、当然のことながらコケてしまうことも多いのです。ですから、コケても大丈夫。安心して続編に取りかかってください。2匹目のドジョウがいたらラッキーですね!
 続編として考えられるのは、次のような内容です。

 ●人気記事の補完的な内容
 ●人気記事のスピンアウト的な内容
 ●人気記事をひな型として、別の記事を書く
 ●人気記事の裏話を書く
 ●人気記事に寄せられた質問に答える
 ●人気記事に書いた内容の事後報告をする

上級者向けのテクニックも

 もしも人気記事が事例紹介のようなものであれば、それを水平展開して他の事例を紹介することで、同じようなネタとして期待できます。

 場合によっては、最初から続編を意識して、すべて出しきらずに……という方法もあるにはありますが、上級テクニックになってきますので、全力投球したほうが読まれる記事になるのではないかと思います。慣れてきたら、そういうテクニックを使ってみてもよいかもしれませんね。

そもそも人気記事が書けない、という人もいると思います。むしろそういう人のほうが多いかも。イチローでも打率3割です(後述します)。(コグレ)