読みやすさは「改行」でつくる
改行で読みやすさをコントロールする
「改行」でつくられる読みやすさとは、どういうことでしょうか?
普段、あなたが読んでいるnoteの記事を思い返してみてください。もしもこれからnoteをはじめたいんだという人は、普段から読んでいるWebのニュースやコラムを思い出してみてください。もし手元にスマートフォンがあれば、実際にnoteやニュースサイトの記事を開いて、「改行」がどうなっているか確認してみてください。
いかがでしょうか? 適度に改行が入っていないでしょうか。ニュースサイトの場合はもともとが新聞向け、つまり紙媒体向けの記事ですので、noteとはちょっと違う改行になっているかもしれませんが、改行によって段落が分かれていることと思います。
どのくらいの改行が入っているものが読みやすいと感じるでしょうか。
そうなんです。インターネットで公開される記事は、読みやすさを意識して「改行」が入れられているものが多くあります。実は、この記事もインターネットのコラム風に、あえて「改行」を多めにして書いています。特に、空の改行も入れています。
数行の文章の塊と空行
たとえばnote公式アカウントが公開している記事をスマートフォンで見ると、大体2〜3行が1つの文章の塊つまり段落となっており、段落と段落の間には空行があります。
パソコンもそうなのですが、特にスマートフォンは長文を読むのに適してはいません。そのため、あえて空行を入れることで文章を読む際のリズムをつくっています。視線移動も空行があったほうが疲れないでしょう。
パソコンとスマートフォンで画面サイズも違いますし、スマートフォンの中にも画面サイズの違いがあります。だから厳密に何文字を書いたら改行しよう、というルールがあるものではありませんが、だらだらと段落を長くするのは気をつけたほうがいいでしょう。
もしかすると、小学校で習ってずっと続けてきた作文のルールとは違うかもしれませんが、インターネットのテキストは数行の文章の塊と空行によって構成されると読みやすくなる、と覚えてください。
とはいえ、あまりにも短文と改行の繰り返しだと、中身がなく見えてしまうので、改行の使いすぎにも注意が必要です。(コグレ)