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『人を動かす人の「質問力」』を読んで。

質問は「カギ」である

私は、いい質問をできていただろうか。そう考えると全く自信がない。質問をしたことで自分の無知を曝け出すことにもなるし、相手の感情を害することもあるかもしれない。そう思うと縮こまってしまう自分がいました。

しかし質問は逆にチャンスでもあります。新たな扉を開くための「カギ」といってもいいかもしれません。以下挙げられていた質問は、確かに役に立ちます。誰かに会うときにぜひ聞いてみたいと思います。そうしたら、新しい扉が開かれそう!

相手から「有意義な答え」を引き出す質問
・今までで一番ためになった教訓はなんですか
・今、何を勉強していますか
・失敗によって人生が変わったことがありますか?
・私が会うべき人は誰だと思いますか?
・あなたが読んだもので、私も読むべきものはありますか?
・あなたが実行したことで、私が見習うべきものはありますか?
・あなたの価値を高めるために、私にできることはなんですか?



成熟したリーダーになる7つの質問

あなた自身の質問リストを作る参考にしてくださいね、と紹介されているので、それにならって素直に質問をつくっていきたいと思います。かなり内省的なメモに近い内容ですが・・・・あしからず。

1.自分自身に投資しているか?


実際に投資する人としないひととの差は、3つの要因があるらしい。
1)セルフイメージ:セルフイメージが低いと自分自身を信じておらず、そんな自分に投資などできるわけがない。
2)夢:大きな夢を持っている人は、その実現のために自分への投資を惜しまない。
3)友人:誰の人生も、時には心の中の炎が消えてしまうことがある。それは他の人間との出会いによって燃え上がる。自分の心を燃え上がらせてくれる友人をもつのは幸運

私は、セルフイメージは低い方だと思います。他人ができることを自分はできない、自分は平均以下だと思っているので。ただ、だからこそ色々学ばねばと思って、本を読んだり話を聞いたりしているなぁ。

夢はどうかというと、「うちの会社の理念の実現です!」と言い切りたい反面、個人としては「死ぬこと」と答えてしまいそうになる。いや、自害したいわけではなくて、「命を全うしたい」という感覚。名声を得たいわけではなく、権力やお金が欲しいわけでもない。お天道様が見ている下で、恥ずかしくない人生を過ごしたい。

友人。これはものすごく恵まれている。私がダメになりそうな時に、うえからおいでと手を差し伸ばしてくれるような、そんな友人の存在に支えられて今日までなんとかやってこられました。


2.人に対する関心は純粋か?

なぜ自分はリーダーなのかと自問すること。自分の利益のため?他のチームメンバーのため?

決して自分が目立ちたいわけではありません。上述の通り、権力もお金も承認欲求もないので、なんもないのですが、誰かのためになるというただそれだけで、自分にもし生きる価値があって、そのために自分が提供できるスキルセットがプロジェクトマネジメントなど色々あって、まだ十分じゃないかもしれないけど役に立てるのなら・・・と思います。

って控えめすぎるかしら。

3.地に足がついているか?

地に足がついているとは、
1)謙虚であること:短所をごまかさず、自分もただの人間であるという意識
2)信頼できること:自分がみんなに持ち上げられるのではなく、自分がみんなを持ち上げること
3)使命感があること:自分より大きな目標をもつこと。ちなみに夢とはあなたが心から実現したいと願うことであり、使命とはあなたが成し遂げなければならないこと。

私は謙虚であれただろうか。自ら燃やせるエネルギーがすこぶる弱いと、他人の力を借りないと燃やせない。また、私自身の能力としても決して高くなく、平均以下だと思っているので、自分一人で何かを成し遂げられる気がしません。

だから、自分が持ち上げられるということなど想像できないのですが、自分がみんなを持ち上げるというその意識をもっとしっかり持ちたいなと思いました。

そして「使命感」。私の使命とは、「燃え移す」。
私自身は一人で燃えることができない。誰かの力をかりて、火を灯す。
その火を私以外の他の人にも移していくことができたら、
どんなどんなプロジェクトも、どんなミッションも、うまくいくんだと思う。

4.チームの価値を高めているか

自分のチームをさらに優れたチームにするには、どうしたらいいか?を毎日自問する。能力や経験など異なるメンバーたちでも、目指すところは共通。メンバーを支える環境をつくり、見てもらっている、という安心感をもってもらうようにすること。さらに、全員の長所と短所を把握すること。そして、他のみんなにとって最善のことはなにか、を問うこと。

自分軸ではなく、チームに意識を向けることはとても大事であり、それをみんなにやってもらいたいならまず自分がやるべきなのだとあらためて思いました。私はチームの価値を高められているかな?いや、まだまだぜんぜんだ。

5.得意分野を活かしているか

これは、シンプルですが、非常に難しいところですね。
というのも、人は自分が得意なことばかりやっていくことが、イコール自分の人生を豊かにする、というわけではないからです。

私の場合、誰かが何かを言ったとき、その意図や内容を理解し、分解し、別の誰かに伝えるように言葉をかえて伝え直す、あるいはまとめ直す、ということは得意です。新聞記者だったという経験も活きているのだと思います。

6.今日という日を大切にしているか

毎日を人生の最高傑作にすること。大事ですね。
だって、これからの人生で今日が一番若いんだもの。
何かをしようと思うなら、今日から、今からやるしかない。
今日という1日こそが、自分にとっての人生なのだから。

そのために大事なことは5つあるようです。

1)自分の信念が堅固なものか
2)家族との時間を大切にしているか
3)良好な人間関係を築くために時間と労力を割いているか
4)使命感を持って、ことにあたっているか
5)健康管理に気を配っているか

これは、毎日のログとして問い続けてもいい質問ですね。日々つけているログのテンプレートにいれておこう。

7.自分の時間を適切な人に投資しているか

これは超大事!
では、適切な人とはどんな人なのかというと、こういうことらしい。

1)影響力:他の人を動かす力があるか
2)可能性:将来性があるか
3)姿勢:成長・進歩したいという欲求があるか
4)相性:お互いに好感を持っているか
5)情熱:高い意識を持っているか
6)性格:地に足がついているか
7)価値観:価値観を共有できるかどうか
8)チームワーク:みんなとうまくやっていけるか
9)サポート:相互の価値を高められるか
10)創造性:不可能を可能にできるか
11)選択肢:新たな選択肢を増やすような働きができるか
12)上位10%:チームの上位10%に入るか

次世代のリーダーを育てるという意識で、自分がいなくなったあとも順調に継続する組織をつくらないといけない。

まとめ

どれも、初めて耳にする!というようなものではありません。
しかし、「じゃあどれだけできているのか」を考えると、自信はないですね。
でもだからこそ、これらを再度認識して、毎日振り返り、日々精進していくことが大事なのだなとあらためて感じさせられました。

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