ぼっち在宅介護 タオルを差し出してくれたよぉ
こんばんは。
指を切りました。凍ったパン2枚を1枚ずつにしようと、間に包丁を入れたら、ガッと指に入っちまいました🩸
いや、まずいやり方だなぁ…
まな板出さないと…
とは思ったんですけども…
もう、なんだか面倒だし、考えることに疲れていまして、シンクも洗い物が溜まってたし、、、汚れ物を出したくなくて、ついやらかしました…😅
大したことはないです。
深くはいかなかったんですが、割と広く切り傷ができたんで、血がスッと止まりませんで…
「あー、オヤジんとこの絆創膏をもらうかー」と部屋に行きましたら、父が起きていまして。
「指切っちゃったから、絆創膏もらうねー」
と声をかけて、衛生用品コーナーから絆創膏をいただいてきまして。
オヤジの枕元で、オロナインして絆創膏を貼ろうとしていたら…
首元に置いていた黄色い花柄タオル(ヨダレや食べこぼしを受けるタオル)を手に取り、方向を変えて、私の方に差し出そうとしてくるではありませんか?
え?
血をふけと?
イヤだ、優しいじゃん!🤣
「あー、大丈夫。そんな血は出てないから。タオルで拭くほどないから。」
絆創膏を止めて、父の首元にタオルをセッティングしなおしました。
やー、嬉しいですね。
ちょっとしたことですけど。
心配してくれたこと。
まだ、気遣いができたこと。
咄嗟に、自分でできることに動けている姿。
いやー、感慨深いです。
父。今朝まで、傾眠がずっと続きまして…
正直、今朝は、目が空いてるか不安なまま様子を見に行きました。
行くと、パッと目があいて
「お?起きたね?なんか食べれそう?」
の問いに、父頷きました。
「よしよし、なんかね食べよう。今日は訪看さん早く来るっていってるからね」
いつもの経口補水液ゼリーに、イチゴを入れたヨーグルト、雑炊を用意して、どれだけ食べれるだろうか?と持っていきました。
私がベッドを離れると寝落ちてしまいます。
声をかけると、目は閉じたまま食べようとしました。とにかく、何がいいのかはわかりませんが、欲しいものはあげようと思っているので、声をかけながら食べさせました。
なんと!びっくり。全部食べまして…
また傾眠になりました。。。
看護師さんがきて、状態を伝えると…
血圧が120台だったらしく、、、
父にしたら、貧血気味になっていたようです。
体全体の浮腫も過去最重量級で。
足一本が非常に重く…
今朝は、私一人だと体を簡易に動かすこともできませんでした。
「コレは、、、利尿剤、飲みましょう。つらすぎますよ。」
と指示をいただき飲みました。
摘便も今日はスッと出すことはできず…
目をとじたまま、必死で清拭や着替えについてくるのがやっとでした。
体中、陰部もかなり膨れ上がっていますが、足のふくらはぎの下や膝の外側など、ベッドに当たる骨の部分は浮腫んでおらず、クッションがないために傷が出てきています。
「こういうところは、浮腫んでクッションになってくれないんだよねぇ…骨がでてきちゃうの…」
と看護師さんが教えてくれました。
「傷が酷くならないように気をつけましょう」
と、クッションを当ててくれました。
あまりの浮腫と辛さに、
「吸引しましょう」
と看護師さんが声をかけてくださりますが、
本人は少し嫌がります。
が、私もあまり引けていなかったので、
「オヤジ、看護師さんにしてもらおう!私じゃないから、プロだから痛くないよ。少し楽になるかも」と伝えて。思わず払うために出る手を握りしめました。
するとしっかり握ってきたりしました。
吸引。
左の鼻があまり吸えないまま2日3日いたので…
「左にモンスター👾(痰の塊)がいるかもなんですが…あまりに重くて引けなくて。皮膚かなぁ…二人だと嫌がって首を振られたら掴みきれずで。鼻腔の皮膚とは思えない感触なんですけど…」
と伝えると…浮腫で入りづらい鼻腔にカテーテルを丁寧に通してくださいました。
血圧が低くく、傾眠状態に近いため、父もなかなか咳混んでくれず、最初はあまり感触がなかったのですが…休み休み手前から痰を引いていってくださったら…
いましたモンスター👾。。。
大きな痰の塊が、、、出てきました!
大きなぶら下がるフサみたいなイヤリングくらい。
「さすが、娘さん!いましたね!カンがすごい!」
すると…ズゴゴゴズゴゴゴズゴゴゴ
急に、気管の中の痰が引けはじめ、父も小さく咳込めて、少し深い部分の痰も引けました。
ほぉぉぉぉ…
看護師さんが諦めずに引いてくださって。
父は疲れて傾眠状態になりましたが…
利尿剤も飲んだし、
痰も取れたし。
少し元気になるかもしれないなぁ…と、そっと休ませておきました。
昼からの口腔ケアは、
「寝たままかもしれないけど…ま、お願いしよう。」と決めて、私も少し休むことにしました。
ら。。。
口腔ケアの時間前に、目が覚めていたようで…
ちょっと緊張感は漂っていましたが、起きたまま口腔ケアを受けてくれました。
(ちょっと口が開けづらかったり、嫌がったりもありましたが…)
夕方のヘルパーさんの時にも、目が空いていて、なんとか体を横に向けたりを協力しようと頑張っていました。。。
え。
痰吸引と利尿剤で、ここまで頑張れるとは…
看護師さんの様子を見てると、かなりしんどい状況のようでしたから…
このまま傾眠が続くかなぁ…と案じていたので、「うそやん、マジで?」という思いです。
そんな気持ちの夜…
指を切った私にタオルを差し出してくるなんて…
言葉はうまく発せないけど…
頭がクリアなことはわかったよ。
ありがとうね。
今朝は、本当にドキドキしながら、呼吸を確認するつもりで部屋に入って…
私自身も、体が頭かわからないけど、しんどすぎて、横になったら寝落ちてて。
ボーっとしてるから、指を切ってしまったんだけど。
オヤジのその姿が見れて、良かったよ。
まだまだいけるんやね。
がんばろう。
オヤジのペースでいいからね。
私も私のペースでやるし。
という、そんな夜でした。
ご心配くださってる皆さん。
ありがとうございます。
まだやれるらしいので、
ぼちぼち、頑張ってみますよー。
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