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ぼっち在宅介護 お風呂は入らなくても大丈夫の巻

今日は、おすすめというか、大丈夫ですって話です。お風呂なんですが、入らなくても大丈夫ですよってお話しを書かせていただきます。

父は、3年弱、お風呂やシャワー浴をしておりません。石鹸で身体を洗っておりません。
訪問看護の清拭(せいしき)お湯を含んだタオルで身体を拭くのみです。

写真は、父のスネですが、つるつるのピカピカです。清拭も何もないただの朝のおじいさんのスネです(笑)

見ての通り、非常にお肌状態もよく、体臭もありません。びっくりします。三年ですよ!

なんなら、ケアにあたっている若い看護師さんや私よりもはるかに肌がキレイ!と、皆、苦笑しております。
初めて登板する看護師さんは必ず驚かれます。


「Fさんは、いつもきれいにしてもらってはりますね。さぞ、丁寧なケアをされているのでしょうね」とヘルパーさんにも言われたりしますが、、、
本当に、看護師さんの清拭のみでございます。
私が特別に何かをすることはありません。


しいて言うなら、清拭後の肌ケアをしっかりしていただいています(私は身体を支える係なんであまり手出しはしません)
清拭後、ワセリンをたっぷり塗っていただいてます。ワセリンが重く塗りにくい時は、ヘパリン類似物質の泡状スプレーを塗ってからワセリンを塗ります。しっとりしあがります。


父は、もともとガッツリ老人性乾皮症でした。
若干、アトピー性皮膚炎ぽい部分のある肌質の人でした。衣服に角質(垢)がいっぱいついてる時もあり、嫌だなぁと思うこともありました。
痒みがある時は、ボリボリかいていた人で、メンソールの効いたクリームなんかをすり込んで塗っていた人です。または「塗ってくれー」とうるさかったです。
そういえば、元気な時はあかすりとかにも行ってゴシゴシ擦ってた系の人です。


それがです。
お風呂やシャワーに入れなくなり、石鹸をやめたとたん、肌荒れが減りまして。ワセリンをたっぷり塗るようになると、垢もあまりでなくなりました。ほんとにすごい。感動します。


ただ、動きの悪い部分は、服の擦れが少なく、古くなった角質がふわふわついたままなので、痒そう、乾燥してるように見えます。
父は左下半身の動きが悪いので、ふとももの左側面が粉吹いてる時もあります。(清拭のない日とか)

でも、タオルで拭いて、ワセリンやヘパリン類似物質クリームを塗ればきれいにとまります。
痒がることもグッと減りました。
あるとすると、頭皮が普通に痒くなり、延長でこめかみや顔なんかが痒くなるとかですね。
あと、せん妄など気持ちが落ち着がない時の症状として腕を痒がったりするくらいです。


タモリさんが石鹸を使わないでも大丈夫というお話、本当に本当ですよ。

災害時でも、汚れていないなら、お風呂を我慢しても大丈夫と私は実感しております。


もし、お風呂が嫌な高齢者の方がいたとして…

お風呂場で転倒しそうとか
着替えが上手にできないとか
体調が悪くてお風呂が嫌だとか

そんな理由の方だったらば…

無理にお風呂をすすめなくても大丈夫ですよ。
ぜひ、温かいタオルで拭いてあげて、ワセリンで仕上げてあげてください。
2日か3日に一度身体をふいて、着替えたら大丈夫です。

お肌もツルツルになります!
(ちなみに、活動量が少ない方は、脱いだ衣服には古い角質が粉状になってついたりします。が、洗えばきれいになります。)


もしよければ、参考にしてください。

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