24卒社会人の現状を紹介

2024年の春に大学を卒業し、SIerで働き始めて既に3ヶ月が経ちました。明日から頑張る気持ちを込める意味と、25卒の方に新卒社会人の様子について紹介する意味を込めてこちらの記事を書いていこうと思います。

内定取得〜卒業までの日々

少し昔を回想しようと思います。大学3年生の冬から研究室から逃げるように就活を始め、4年生の春に内定を取ってから、卒業して働き始めることをずっと待ち侘びていました。現在働き始めて、大学時代を振り返ると、自分は大学時代に頑張ったと思う気持ち半分、もう少し頑張れたという気持ち半分です。

まず頑張ったと思える根拠ですが、大学時代にしっかり研究に打ち込んでいた点が上げられます。会社に入るまではそれほど意識していませんでしたが、自分は研究を頑張ってきたのだと感じました。それは自分の研究テーマについて、しっかり語れる人が半分ほどしかいないことを知ったためです。

週一でミーティングをおこない、進捗が十分でない場合や、進捗発表方法が分かりにくい場合に詰められる、という経験をしている人があまりいないということも会社に入って感じました。まあそういった詰められる経験が役に立つかどうかは分かりませんが、そういった苦労をしている人が半分もいないという現状を目の当たりすることによって、「大学時代の自分は頑張っていた」という風に感じたのです。

次にもう少し頑張れたと思う気持ちの根拠についてです。これは人間関係を広げることをもう少し頑張りたかったというのが理由です。ここでいう広げるとは、新しい人と知り合うという意味だけではなく、古い友人を大切にするという意味を含んでいます。

noteで昔まとめたかも知れませんが、私は大学自体に国際学生寮に住んでいたこともあり、色々なバックグランドを持った人を出会ってきたと思います。しかし、その環境に甘えていました。

なぜならその学生寮では半年に一度ルームメイトが変わること、又私は国際学生寮に住む日本人として留学生をサポートする立場に会ったことから、強制的に彼らと関わる環境に合ったためです。次々に色々な人と出会える環境というのがどれほど貴重なのかを忘れてしまっていました。
外国人と関わりがあることを神聖視するのは愚かなことだというのはいまだに信じていますが 笑 ここら辺は追求すると長くなるので、また考えをまとめます

同期の中には小学生の友達と土日に遊びに行ったり、三連休中に地元に戻り毎日古い友人と飲んでいる人がいます。自分は、それをしてこなかったなと感じるわけです。

少し話がそれますが、信念を持って一期一会の出会いを楽しむ同期もいます。つまり、色々な新しい人と関わるが深く関わるつもりはない、という人です。明確に軸を持ってそういった人間関係を楽しむのも素敵だと感じます。

自分の場合は、明確な自分の軸を持たず人間関係をやり過ごしてきたと振り返ります。そして今、過去出会ってきた人達と今後も付き合っていけたらいいと思います。次に地元に帰る予定がある時は、色々な人に連絡します!

入社後

4月1日に入社式から今に至るまであったことをいくつか紹介しようと思います。

研修について

まず研修についてです。研修内容については詳しく話せませんが、自分がイメージしていたものと大きく乖離はありませんでした。寧ろ思っていたよりかなり緩くて、高校生のように毎日授業を受けるような感覚に近いです。休み時間には、友達と話す人、寝る人、自販機に行く人みたいな感じです。高校生みたいでしょ?笑

内容も特別難しいものはなくて、完全に置いていかれている人も特にいないと思います。まあ皆さん基礎学力が高い人が多いというのも理由の一つかも知れません。出身大学は、東京一工が20%、東大・京大を除く旧帝大及び早慶が30%、地方国公立が25%、March及び関関同立が25%くらいの割合だと思います。

流石にITに詳しい人やコード詳しい人の方が進捗が速い印象がありますが、そもそもSIerにおけるSEがコードを0から書ける必要がない以上、配属後に仕事に置いて重要なのはITへの理解がどれだけ速いかだと思います。つまりめっちゃ簡単にいうと、頭が切れる人が仕事ができるようになるのだろうと感じました(いや当然のことを書くな 笑)。

また、人間関係の構築というのも研修の一環なのかも知れません。研修中のグループワークであったり、仕事終わりの飲み、休日に同期と遊ぶ、というのも研修生活を充実させる重要な要素となると思います。

自分の場合、4月はリアルぼっちを決め込んでいてやばいと感じていましたが、最近では話せる人もちらほらでき始めて安心しています。同期が多ければ多いほど、気の合う人と出会えるチャンスがあるのでできる限り色々な人と話してみるのが大切だと思います。自分はマイナーな趣味を持っているのですが、それを共有し合える人が何と3人もできたので本当に驚きました。

配属に関して

まだ配属が決まっていませんが、配属が何を持って決められるのかを私が独断と偏見で書いてみようと思います。なので根拠とはありませんのでご了承下さい。

まず、研修態度です。これは間違いなく評価されていると思います。遅刻、研修中の睡眠、私語(俺はそれほど酷いものを目撃したことないけど)とかは注意したほうが良いです。研修態度がボロボロだと、どれだけ能力が高くても嫌がられると思います。まあ会社にもよるでしょうが。

次に、研修における提出物のクオリティです。提出物である以上、全て評価されていると想定しているほうが良いでしょう。学生の頃の提出物とは違い制限時間もありますし、評価軸も不明なので満点を取りに行く必要はありませんが、適当にやるのだけは避けたほうが無難です。評価軸を不明としたのは、研修での新卒社員の評価を誰がしているのかを私は知らないからです。

最後にパッションです。これは年次の高い人ほど評価してくれる軸だと思います。結局のところ、同じ会社に入社している以上能力の差はそれほどないです。勿論、別格に凄そうに見える人もいるかも知れませんが、変に自分が下だとか考える必要は全くない。もっと言えば、たかが20代における能力の差は今後の生活次第でどうとでもなります。

故に、自分はこうなりたいというビジョンをパッションを持って話せることが新卒社員には求められていると感じます。もしそう言ったパッションについて斜に構えてしまうような人が部長の場合、その会社はやめた方が良いとすら思います。幸いなこと、自分の会社では新卒社員のパッションを買ってくれる上司が多いです(断っておくと、体育会系っていうわけではありません)。

もしその会社でやりたい事があるのであれば、相手にわかるように言語化して、配属希望書や配属面談なので思いをぶつけるのが重要だと思います。

まとめ

25卒の皆さんの参考になれば幸いです。

PS:最近英語の勉強をサボりすぎています。受かると思っていた英検準一級も落ちました。悔しいので10月に一級受けたろうかと思っています。でも応用情報も10月に受けるんですよね。悩んでます













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