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「Brazil: Lula tightens gun control amid surge in ownership」BBC 2023/7/22

【記事の要約】
2019年、極右のブラジル前大統領のボルソナロ氏が可決した行政令により、最大4丁まで銃を所有する権利が与えられ、一定の条件下で装填された銃器を公共の場で携帯することが許可された。これにより、ブラジルの登録銃所持者は2018年の12万人未満から80万人近くに上り、学校で銃乱射事件が数件発生した。ブラジルのルーラ大統領は、銃器所有者の急増を食い止めるため、銃規制を強化する命令に署名した。銃と弾薬の備蓄に制限が設けられ、9ミリの拳銃を含む特定の武器は禁止される。

【私の考え】
ブラジルではアメリカよりも銃の所持率が低いものの、銃が強盗などの犯罪に使われやすい傾向にある。銃規制が緩和される前にも、銃の盗難や代理人による購入などにより銃を所持する権利のない人が違法に銃にアクセスできる環境があったと考える。そのため、この銃の所持者増加は、積極的に銃を使用するためではなく、備えのために銃を購入した人がほどんどだろう。しかし、学校での銃乱射事件は、金銭的な目的とは異なり、テロや恨みなどが原因で誰でも起こす可能性があるため、銃規制が有効だろう。


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