ギフト経済について

今回のコロナで、自粛期間が続いていて、ハンドメイド作家として何か出来ないかと、インスタで「プレゼント企画」で検索した所、megさんという方が、#ハンドメイドで親子を笑顔に というプロジェクトを立ち上げていて、私もmegさんに連絡を取り、早速そのプロジェクトを実行してみました。

なんと、そのハンドメイド作家さんのプロジェクト参加者は300名を越えているという。

ハンドメイド作家さんが、プレゼント企画をしていくのだけれど、300名以上の作家さんがいろんな人にプレゼントをしているということ。

私も、皆さんのインスタを参考にしながら、3/25にプレゼント企画を立ち上げて、3/28締め切りにして、3/29に抽選会と発表会をインスタライブで行うことにしました。

その結果、3名当選に対して、集まった方は32名。

見ず知らずの方が、#ハンドメイドで親子を笑顔に で繋がって、フォローして下さり、応募して下さったのです。

もうこうなったら、せっかく応募して下さった皆さんにプレゼントしたらテンションが上がるんじゃないか?と思い、抽選会に外れた皆さんには参加賞のプレゼントを用意して、それをインスタライブ当日、ライブ中に発表しました。

結構、やってる自分が面白かったです。

何を参加賞にしようかな?インスタライブはどうやってやろうかな?どうやって演出しようかな?と考えたりするのが。

そして、このライブが終わった後に、Twitterでたまたま目に止まったのが、「ギフト経済」という言葉。

「ギフト経済」というのは、これまでの“お金を払って物を買う”という経済行動の概念ががらりと変わる、人の優しさで人や物、お金がまわる、“贈り合う”経済を指すのだそうです。https://liginc.co.jp/287361より

例えとしては、大学のサークルで先輩が後輩におごったりするのだけど、それは見返りを求めてするのではなくて、そしたらお前たちが今度先輩になった時に後輩に奢ってやれよ、というもの。

恩を循環させていけよ、というもの。

私も、今回のコロナの件で鬱屈している人たちの気持ちが少しでも楽しくなれば、と企画したプレゼント企画なので、それをもらったから自分の作品を購入してよ、とかではなく、その嬉しい気持ちを子どもさんだったり、旦那さんや家族であったり、みんなに循環させて欲しいな、と思ってやったものなのです。

そういう気持ちが循環していく世の中になれば、豊かさが豊かさを呼ぶとも言うように、心にも余裕が出てくるのではないか、と思うのです。

私たちは貨幣経済の中で、競争経済の中で生きてきました。

でも、ひと昔前の日本では、田畑で取れた野菜が多いからお裾分けして、そしたら、違う形でお礼が返ってきたり、助け合いをしたり、そんな世の中があったのだと思います。(今もあるとこにはありますが)

トイレットペーパーを買い漁ったり、食料がなくなったり、奪い合うのでなく、与え合う経済になっていったら、面白い世の中になるだろうになぁ、と思うのです。

どれだけ奪えるか、ではなく、どれだけ与えられるか、の経済。

それは物だけでなくてもいい。知識や知恵や楽しみや喜び、共感しあえるもの。

Youtubeは最たるもので、皆が無料で知識や知恵や音楽、いろんなコンテンツを与えていっている。LINEも無料で世界中の人と話せている。インスタグラムも無料で、写真を共有して情報交換の場所になっている。Facebookも、TwitterもAmebaブログも。

そして、noteも。

これらは寄付の概念に近いかもしれない。

誰かの役に立てれば、という観点から言うと。

それがお金を介すのか、介さないのか、の違い。

とりあえず、全国からご応募頂いた、個別に返信を下さった方たちに発送準備があるので、そちらに集中して、今、自分に出来ることをやっていこうと思います。






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