人間行動における欲求と防衛行動 置換 転移編

労務管理の理論と実際 江口傳著を参考に。人間行動においては、人は色んな欲求を持ち、それを満足させようとしている。まずは、生理的欲求、安全欲求、そして、愛情欲求、尊敬欲求、自己実現欲求。これらの欲求を人により、個人差は、あるけれども、満足させようと、行動をとる。noteをやっているのも、何かを満足させるため。なのかと思います。で、これが満足させられなかったら、人は、防衛行動、無合理的な試みをする。この無合理な行動は、ある意味では、正常だが、度を超えると、ノイローゼ、精神病、神経症となるとされる。
 防衛行動のひとつの例は、置換、転移である。母親への愛情が母の死によって姉に置き換えられたり、夫によって満たされない愛情を子供をとくに可愛がることによって満たそうとしたり、ボスから叱られた従業員が帰宅して自分の妻にお説教し、妻は子供を叱り、子供は犬を追いかけるなどがあげられる。なので、私がイライラしている時は、なにかが、満たされず、それを何かに向けている可能性があります。興味深いのは、無意識に置き換えていることでしょうか。よし、置き換えよう!アイツを怒ろう!とはならず、さも、合理的に、自然に、そうなる、という所です。実際は合理的では無いのに。なので、防衛行動なのでしょうか。では。

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