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危機管理は大切に

自然環境リテラシー学 Cチーム 第1回 7/17~7/18

「面白そう」この感情が僕を動かした。

 どうも皆さん初めまして。今回、三重大学の自然環境リテラシー学に参加した学生の一人です。初めての投稿なので、軽く自己紹介でもしてみようと思います。僕は子供のころから自然が好きで、よく外で遊んでいました。ただ、海の無い県で育ったため、海への興味関心が強く、海に近づくため、三重大学に入学したといっても過言ではないでしょう。そして、幸運にもこのプログラムの存在を知り、今に至るというわけです。

 今回、僕は様々な初体験を経験しました。シーカヤックや一人でのテント泊、友人との野外飯など、楽しくもあり、難しくもあり、非常にいい経験になったと思います。特に、シーカヤックが一番印象に残っており、カヤックの漕ぎ方やPFD(ライフジャケット)やスプレースカートといった命を守る仕組み、コミュニケーションの重要性、波の恐ろしさ、海気を読むといった人生でもなかなか経験することのできないことも学びました。

 ただ、多くの初めてを経験し、非常に面白かったこの学習を終えて僕が感じたのは、事前準備(危機管理)の不足です。例えば、眼鏡の紐(無くさないように固定するためのやつ)です。今回の実習では、僕の友人がシーカヤック中に転覆してしまい、眼鏡を無くしてしまうというアクシデントが発生しました。彼はちゃんと紐をしていましたが、それでも眼鏡を無くしてしまいました。もし僕にも同じことが起きたら、そう考えると少し怖くなりました。眼鏡は高級品なので無くすことはかなりの損失だし、無ければ目が見えなくなります。(実際、僕は眼鏡が無いとほとんど前が見えない状態になってしまう)しかし、この事故は眼鏡に固定用の紐をつけたり、もし落としても、浮きを付けていれば無くす可能性は限りなくゼロにできる。つまり、事前準備で対処できるものなのです。今回の実習では、僕はこのような事故を想定できず、何の対策もしていなかった=危機管理を十分に行うことができませんでした。

 シーカヤックに限らず、アウトドアの実習には常に命の危機が付随します。少しのミス・危機管理不足が命を脅かす結果につながる可能性があるのです。今回の場合も、眼鏡を無くす=目が見えなくなるのはかなり危険な状態であったに違いありません。次回は、この経験を活かし、僕には何が足りなかったのかを改めて確認し、楽しい実習を行っていければいいなと思います。

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