蒼翠炎雷の閉幕と応援のカタチ

改めて蒼翠炎雷無事完走お疲れ様でした!

溢れる思いと書きたいことが沢山あったので、折角ならと筆を取らせていただきました。


今回私が縁あって参加させて頂いたのは9公演(2/17、2/18、3/1、3/17、3/18、3/21、3/23、3/24、3/30)です。行っていない公演でのMC等の内容は完全に把握出来ていません。行った公演すら怪しいです!その前提でお付き合いして頂ければ幸いです。


まず何より今回の蒼翠炎雷ですが、個人的には歴代ツアーの中でもトップクラスのクオリティだったのではないか?と感じています。

曲数も20曲としっかり音楽を楽しめる数かつバラエティに富んだセットリストになっており、そのうち新曲は6曲と非常に贅沢!既存の曲も和風アレンジされているものが多く、新鮮な気持ちで今回のツアーに臨めたファンが多かった印象です。

COSMOSの時から素晴らしかったライティングは今回も健在。曲の物語に合う美しい仕上がりになっていました。特に今回なら「影光SPECTRUM」がお気に入り。あの曲のイメージは漠然とMVのカラーが強かったのですが、蒼翠炎雷を経て「四色」も似合うんだとしみじみ。ライブアレンジのギターも気持ちよくて、聴き入りたくなる名ナンバーでした。

そして、サポートメンバーの頼もしさ!此方もCOSMOSからの4人ですが素晴らしい演奏とパフォーマンス、そして何よりあたたかなお人柄に好感しかありませんでした。MSSPメンバーとも去年より打ち解けた印象があり、それも良かったなぁと思います。


そんな素晴らしいツアーの中に入るMCはどこまでも「いつも通り」の4人なのも魅力的。特に今回はそっくりそのままくだらない話で盛り上がって、引き伸ばされ、スタッフさんに手を合わせられて次の曲に進むという展開……馬鹿らしさと演奏のカッコよさでもMC自体の真面目おふざけバランスも良く、重く受け取り過ぎず、かといって大事なことを素直に伝えてくれる言葉選びがとっても好きで、そんな心地よいギャップと緩急に心を掴まれてしまいました。

3/30 Zepp難波での千秋楽が終わる前より惜しい、という声はTwitter上に沢山転がっており、終わってしまった今でもライブロスの方々が見受けられます(私もそうです)


だからこそ私が強く感じたのは

「何事にも"終わり"がある」という事実でした。




https://www.youtube.com/live/PbjBYGIrfnA?feature=share


36:33 「アーティストのライブみたいで行ける時に行かないと死んじゃったりするから」「いつか見に行こうと思ってた伝説のギタリストのライブ 行こう行こうと思ってたけどいつのまにか亡くなっちゃって」「今できることは今やったほうがいい」

【2023新春賢人会議】4人で洗浄しながら雑談の時間です【PowerWash Simulator】


以前の雑談生放送で少し触れられていたお話。このお話に付随するようなMCを3/24 Zepp DiverCity公演できっくんが話してくれました。


以下覚書

K「(コロナ禍があって)当たり前にやってくる明日が来なくなった 当たり前の明日っていうのはもう無いんだなって強く思って」
K「ずっと昔から好きだったミュージシャンが、すごく有名で俺も大好きだったんだけど 亡くなった人も沢山いて そういった人たちをもう一生見ることが出来ないんだなと思って……早く行動に移せば良かったな、と思った」
K「失われたものはもう返ってこないし、早く行動に起こしていればもっと後悔のない人生を歩んで行けたのかな、と思っています」
K「……でも、今日ここに来てるみんなはそれを行動に起こして俺たちに会いにきてくれた人達です それは誇りに思っていいし すごく尊いことだし 俺たちは勇気付けられています」

2023/3/24 蒼翠炎雷 Zepp DiverCity


蒼翠炎雷がどれだけ素晴らしいツアーだとしても 沢山の人から惜しまれるものであっても終わりが来るように

初めての音楽オンリーツアーであり10周年の節目であった「M.S.S Project Tour 2020 PERIOD - The Next Phase 」が中止を余儀なくされるように

チャンネルを新しく立ち上げ直し、新体制になったように


「変わらない」
なんて 人が関わったエンタメにおいて きっとありえないのです。


それは応援している側である私たちも同じことで、

時間経過と共に身の回りの環境が変わり、少しずつ動画や生放送に時間が割けなくなる
体を壊してしまい、現場に行けなくなる

想像出来るだけでも 人生おいて変化は付きものです。


だからこそ今 ファンである私とM.S.S Projectの人生が交わっているのは奇跡のような確率だと思います。


「あの時ああしていなければ」こうはならなかったのに

だけど

「あの時ああしていたからこそ」彼らと出会えた

広いネットワークの海で彼らに出会えたことはきっと 私の人生における財産です

だからこそ その奇跡を出来るだけ長く続けていけるように「伝えなければいけないこと」は「伝わる形で」届けることが大事なんだと思います。


元々はニコニコ動画というアンダーグラウンドな文化から発祥した「実況動画」という文化。

匿名性のあるコメント。実況者という言葉が浸透していない時代。

「隠れて応援する」「陰ながら応援する」という感覚はこの界隈に長くいる人ほど非常に普遍的で一般的なモノなのではないでしょうか? 検索避けを使用して感想をぼやいたり……ワンクッション置いてみたり……私も実際長らくそうでした。

元々実際に生きている人間を応援するという文化に慣れていない人は特にそうで、生きた対象が自分たちと同じ地球に住んでいて、自分の言葉が何らかの間違いで本人に「届いてしまう」かもしれない

「迷惑をかけていたらどうしよう」「気持ち悪いと思われたらどうしよう」「漠然と恥ずかしくて見せられない」「認知されたくない」そんな気持ちって きっと当たり前に持っているモノだと思います。


現在の新チャンネルの登録者は約16万人

その中の「たった1人」である自分が発信しなくても 他の誰かがやっているだろう 今更「たった1人」である自分が何も言わなくても 変わらずに日々は過ぎていくだろう。


K「みんな慣れちゃって普段は作業用のラジオみたいに生放送とか動画流してるんでしょ?」
K「笑い声とか聞こえたら画面見て笑ってるんでしょ?」
K「それもまあいいでしょう!」
K「でもこうやってライブで目の前で(俺たちの行動に)反応があると"良かった喜んでもらえたんだ"と安心します」

蒼翠炎雷 zepp yokahama

「みんなの想いを届けてくれ!」


人の考え 感情 想い どれもきっとカタチにしないと見えないものです

「推し活」という名目以外にも日々人と関わっていて「なんでもっと早く言ってくれなかったんだろう」「言われなきゃわからないよ」そんなことを思った経験ってきっと誰しも一度くらいはあるんじゃないかなと思います

そして 4人も人間です 自分と同じ、生きている人間を今 私は応援している

どれだけ大好きでも 大切に思っていても 心から応援していても「届かなければ」伝わらない

「届く形で表現しなければ」伝わらない


ここに1人 確かに貴方達に救われて 応援している人がいる


そんな どこまでも真っ直ぐで ポジティブな感情を伝えることに戸惑う理由なんて きっと何処にもない。

好きを伝える時こそ 声を大きく したい。


それは「推しのため」という大義名分であっても「自分のため」という個人的な理由でも私はいいと思っています。


少なくとも私は「貴方達やそれを取り巻く環境が好きだ」という気持ちが伝われば良い。

尚且つ、いつか終わりが来た時に「自分自身の後悔を一つでも減らせるように」

今、応援の形を少しずつではありますが「陰ながら」から「届ける」形へと変化させている途中です。


それはTwitterの日々感じる面白かったという気持ちに#MSSP タグを付けてみたり、ツイート内にMSSPやメンバーの名前を検索してヒットできるように呟いたり、動画にコメントを残すことでも
きっと 始まりは何でも良いんです 前向きな気持ちや好きな想いを発信することに追い目を感じる必要なんてないんです


何公演かライブに足を運んだ際、その会場に集まったファン達の作る空間と4人とその周りの人々が作り出す空間は掛け算されていくモノだと強く感じました

ライブは生きている。

お互いに影響し合い、双方のコミュニケーションがあってこそ、その日の勢いや雰囲気は変化していくモノです。だからこそ、公演ごとの違いは面白く、一つとして同じライブなんてものは存在しないと断言できます。


500年続くためには500年応援する気概のあるファンが必要で 500年続いてくれるのが「当たり前」なのではない その気持ちを胸に後悔なく 応援していきたいです


「出ずる日の先 歩みは進む 天下無双の声よ」


届け!



……ところで、そんな応援の気持ちや感謝の気持ちを今一番簡単に尚且つ推し達以外には見えない形で投書できるライブ後アンケートへのURLがありますが、如何でしょうか?

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdhe2drKOgdLBsrzOVjhyJk4-J4Q94DIGgxKZxq0Wb1dFA5mw/viewform

ぜひ次の冬ツアーは叫ばせてください!


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