「本を出そう、・・・どうなった?」
多くの人は、自分もそうですが、本を出してみたいと思っているのではないでしょうか。
そのことを応援する1冊。
『本を出そう、本を出そう、出したら どうなった?』
城村典子著 みらいパブリッシング 2024年7月10日初版第1刷
この本の中で私が一番気に入ったところは、ホモサピエンスはネアンデルタール人より弱かったにも関わらず生存したのは、ホモサピエンスのコミュニティが100人以上でネアンデルタール人のそれを大きく上回っていたことにより、社会性があり、集団内での知識を共有していたからであり、そのことから、我々は、知識を共有して未来を創造していく生き物なのでしょう、といっているところです。
知識の共有の大切さの説明に、ホモサピエンスとネアンデルタール人のことを持ってきたことが興味深いところです。
テレビ番組などで、ホモ・サピエンスやネアンデルタール人のことは今まで何回か取り上げられてきました。
知識を共有することの必要性を説明することに、これ以外に多々例を挙げられると思えるのですが、ホモ・サピエンスのことで、実に簡単平易に説明できているところが本当に面白いと思います。
専門とするところの知識だけではなく、多様な知識がいりますね。