ローマ字表記 雑感

 大阪の地名で「難波」というところがあります。ローマ字表記は「Namba」が多くありますが「Nanba」もあります。
ヘボン式と訓令式・日本式とのちがいです。
発音と表記を一致させようとするならばヘボン式がいいのではないのかなと思います。
 また、月刊誌のHIRAGANA TIMESは Glomaji ( Global romaji )を提唱しています。「r」 は「l 」, 「b」 は「v」 といった具合です。訪日外国観光客が増加している昨今、ローマ字表記のあり方について議論があってもいいのではないでしょうか。
 駅名、交差点、地下街には様々な表示があります。ローマ字表記に加えて、日本人にとっても、観光客にとっても、見やすくわかりやすい「表示」を考えないと、いたずらに混乱だけを招く結果となってしまうのではないでしょうか。地下街で表示をみていて戸惑っているひとを日本人に限らず、見かけることがあります。
 何を、どこまですればいいのか、結論のようなものは見いだせないでしょうが、何らかの方向性を考えないと、不親切な街と見られてしまうかもしれません。
 Namba」と「Nanba」は違う場所と思う人がでてくるかも知れません。とくに訪日観光客などにとっては。

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