何にも出来ない

 何も出来ない。何にも。絵も描けない、考えるのも出来ない、喋るのも出来ない、音ゲーも出来ない、趣味は全部出来ない。僕には何も残ってなんかいない。もうキツいよ。
 なんにも上手くいかない。同期が上手くいっているのを横目に低迷する自分を見ないと行けない。同い年で死ぬほど絵が上手いやつ、同い年で死ぬほど音ゲーが上手いやつ、同い年で何度も万いいね貰っている人、全部横目に未だに納得のいかない絵しか描けず、簡単な曲すら出来ず、万いいねなんか夢のまた夢のまた…な自分を見続けないといけない。

 分かっている、自分の努力不足なのは。全部。分かっているのに涙が止まらない。クソが。
 僕の嫌いなクソゴミ野郎よりも、幸せに、絶対あのゴミよりもいい人生を歩んでやるんだ、と息巻いたのはイイけど、なれている気がしない。むしろ今幸せなんてほとんど感じていない。今ある現状を幸せだと思え!と言われても気の持ちようとしか思えないよ。

 まじで結構無理。今までもこうゆうことは何度かあったにはあった。それでも慣れないね。キツイもんはキツイ。楽しかった事が出来なくなっていく感触、そうやってあたふたしている間にどんどん皆に追いつけなくなる。そして結局中の下、下の中、そのあたりの生活になる。そこまで見えている。
 もうなにも考えたくない。なんで僕が出来ないのか、とかなんで皆出来ているのか、とかエアコンつけっぱなしとか、数え出すとキリがないけど、何にも考えたくない。

 なにもしたくないしなにもかんがえたくないしうごきたくない。一生脳内でインターネットのエンジェルの事を考えていたい。なにも考えたくないって言いながらも超てんちゃんの事は考えたいんだよね。結局現実を見たくないだけ。現実に満足いってないだけ。
 涙が止まらない。ついでに言うと膕って言うらしいんだけど膝の裏の汗が一生止まらない。別に止まらないでもイイんだけど。

 現実は、誰も僕を僕だと思ってくれる人なんていないよ。親は思ってくれていると思うけど、親は親の目のフィルターを通してでしか僕を見たことがないからこの状態の僕を知らないし知る余地も…まあTwitterの垢バレたら分かるか。
 現実は皆僕を一般人Aという認識しかない。当たり前だけど。クラスなら僕の影が薄いのでその認識はより一層あるんでしょう。たまに用事があれば一般人Aから用事がある人Aになる。それも一瞬だけど。
 インターネットは、僕はやっぱあだし、見ている人は見る人を厳選して見ているので僕が僕でないと思っている人はほぼいないんじゃないかな。まあTwitterで一瞬絵が流れてきた程度なら下手くそな人って認識かどうでも良い人っていう事になるのか。

 もうどうでも良くなってきた。なんもかんも考えすぎているからいけないんだ。さっさと寝よう。寝ればきっと良くなる。毎日言ってる気がするな。でもその期待を胸に寝ないとだよね。寝ます。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?