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ゼンゼロ「ツール・ド・インフェルノ」感想

 ゼンレスゾーンゼロ、第4章のツール・ド・インフェルノを読み終えました。いやぁ今回も面白かったです。最新ストーリーの感想なので、ネタバレにだけ注意して読んでください。ネタバレが嫌な人は終わってから見に来てください。





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 さて完走した感想ですが、王道なストーリーでしたが、王道ながらの良さが有ってイイ…最初で村の伝説を語り、シーザーが最後その伝説と同じになる、っていう。王道というかありがちな展開でしたが、王道は擦られても面白いから王道なのです。なので面白かった。

 そして、常々ルーシーがシーザーの事を気にかけている描写を散りばめているのが、最後のルーシーの大泣きに感情移入できて良い。嫌々ながらも大事な仲間であり、大将で、なにより自分が一番気にかけていて、自分がいなきゃ何も出来ない、と思っていたであろうシーザーが、伝説と同じように火の湖に落ちていくのを、止める事が出来なかった。これもありがちではありますが、ストーリーも全て王道を突っ切っているのでそこまで気にはならない。

 これはホヨバの上手いところなのですが、3Dの映像が素晴らしいの一言に尽きる。戦闘シーンも、バイクを乗り回すシーンも、魅せ方や映像技術が素晴らしい。流石ホヨバース…としか言えない。
 特にバイクシーンが僕は好きで、最初主人公とビリーを助けるシーンでAKIRAの金田バイクをやっているところには少し笑ってしまった。笑ったとは言ったものの、普通にカッコいいシーンで、他のバイクシーンも、男なら大好きであろうロマンの塊のようなデザインと見せ方。最高ですね。

 そして、今まで割と謎というか、少なくとも僕はなんとなくで使っていたルーシー及びにパイパーに愛着がわきました。特にルーシーですね。特に今回のストーリーで心情描写は多かったですし、何より戦闘以外で彼女の声を、どうゆう人でどうゆうキャラクター性なのか、を良く知ることができた。思った以上に、誰とは具体的には言いませんが、某ホラーゲーム及びアニメのお嬢様口調金髪ロリに雰囲気が似ているな…と感じる。まあ似ているだけで同じではないのですがね。当たり前ですが。

 結構「カリュドーンの子」というよりは「シーザーとルーシー」という感じはした。まあ中心人物の中の中心人物ですからね。とはいえ他のメンバーが薄れているかというと、出てくる場数が少ない分目立つ活躍というか演出がされている。ライトは最初のエーテリアスをぶっ飛ばすシーンが今でもかっけぇ…と思い出させてきて、バーニスちゃんはねこちゃん!とか言いながら火炎放射器を振り回すシーンが印象に強い。全員にしっかりと見せ場があって、シーザールーシー以外が好きな方にも親切なストーリーですね。

 とまあこんな感じですね。全体的に雑な感想ですが、とにかく楽しかったのだけは本当です。良かった。ゼンゼロはこれからも続けていけそうです。ガチャ限が良すぎて、僕に休みがこないのだけは、いい意味で不満ですけどね。

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