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共通するモノ

 僕は前々から高校に入ってからというモノ、新たな友達が出来ないね、という話をしてきました。まあ未だに出来ず、尚且つクラスではある程度クラスメイト同士で固定のメンバーが出来ており、もう僕が入る余地はほぼほぼ無いと言っても過言では無いです。
 出来ない理由は明らかで、僕が関わりに行かないから。加えてクラスと僕の相性が悪い。まあもうそこは割り切っているので結構どうでも良くなってきましたが。

 しかし、別に僕は喋るのが嫌いなワケでは無いので、出来るだけ誰かと喋りたい。そんな時、先日の授業で国語の先生が、『想像力といえば(授業の内容が想像力だった)最近読んだ本で…タイトルは難しくて忘れちゃったんだけど、障害者の女性のお話で、その方がどうゆう感じなのか想像出来ないな~って思いまして…』ハンチバックだ。瞬間的にそう思った。数ヵ月前に読んだ本です。にゃるらさんが紹介してて、それをきっかけに読んだ本。内容がえげつない事が印象に残っている。
 その本って…と喋ろうと思いましたが、授業が終わると先生はさっさと帰り、代わりにすぐ別の教師(英語)が来てしまったので、喋らずじまいでした。
 しかし今日、国語の先生の授業があり、聞けそうだったので聞いてみる事に。この前話していた本ってハンチバックですか?と聞いてみると、ビンゴ、合っていた。同じ本の話ということもあり、少しのあいだではありましたが話は盛り上がりました。『よくわかったねすごいね。』と謎に褒められた。次の授業もあるのでホントに数分あるかないかの会話でしたが、楽しい時間でした。

 先生と生徒と、立場は違えど同じ人間です。共通して知っているモノがあれば会話は出来ます。多分僕がクラスに馴染めないのは共通するモノが無いから。まあしょうがないですけど…誰もニコニコとか知らんでしょ…今頃らんらんるーとか高齢化☆高齢化☆とか言ってるアホどこにいるんですか。
 ニコニコとまでは行かずとも…まあ行った方が嬉しいんですけど、そこは妥協して、少なくとも東方知っているくらいはあれば良いのかな…と感じている。もしくはニディガ。ニディガは難しいかな…

 共通のモノ、それしか足りないワケでは無いですが、おそらくそれが1番欠如しているんですよ。共通のモノさえあればほぼほぼ誰でも会話は出来るんですよ。実際それが証明されましたし今日。
 何でも良い…は流石に嘘だけど、共通して好きなモノがある人、そんな人にこのふざけた学校で会えるといいな。無理だろうけど。それが出来たら苦労はしちゃいない。
 多分…クラスメイトよりも先生たちの方が話合う説は全然あるんですよね…しばらく先生と話してみるかな。そっちの方が楽しそう。

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