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アバター使用と着せ替えの経緯

現在に至るまでの流れ

1:始まり
clusterをPCにインストールした時、とにかくバーチャルな世界を体験したくて、初期アバターロボットで、新しい世界に飛び込みました。初めて見る世界でたくさんの情報量が私を楽しませてくれましたが、周りを見ると様々なアバターで活動されているのが目に留まる。私も初期アバターではなく、オリジナルなアバターが欲しいと望むように次第になるのでした。


2.挫折
アバターを作るための専門的知識もないので、まずはclusterに標準機能として備わっているアバターメイカーを使用し、オリジナルアバターの作成。
結果は・・・駄目でした。
色々パーツなど変えれるのですが、どうもしっくりこない。
色々調べると、もっと細かく作れるツールがあることにたどり着く。それが「Vroidstudio」。
今度はそのソフトで再チャレンジ。
結果は・・・・またしてもダメでした。
簡単言えば、私には一から作る才能が有りませんでした。
基本的に絵心の無い私は、バランスというものが分からなかったのです。

3光明
それからアバター調査を進めていくと、clusterでのアバターは「VRM」という拡張子のデータであること。それを無料で入手することができれば、新しいアバターの姿になれる!と気づいたのです。(それまでそうした事に触れてこなかった者としては、まるで明かりが差した様でした)

4収集
VRMが手に入れば、いろいろなアバターになれる。少なくても自分が作ったアバターよりもセンスのあるものに!
その中でアバターデータなどを販売しているサイトboothにたどり着きます。
「無料、VRM」で引っかかるデータを底引き網で掬い取るがごとく、毎晩漁る日々。あまりよろしい頃とは言えない時でした。
今でも探すものが違うだけで変わらないかもしれませんが。

5出会い
そんな中、ブースの販売欄で一際空気の異なるアバターを見つけます。ドール系のアバターで、とても繊細な描写の作品でした。
この時が今も尚お世話になっている水浸堂さんとの出会いでした。
水浸堂さんは人外、ドールと幅広く扱われており、私はドール、人型のアバターを購入し始めました。
水浸堂さんのアバターは、総じて美しく、多くのアバターが集まるロビーであっても、被ったりすることは少なく、所有欲を満たされる作品でした。

6:変化
変化が起こったのは「異界舞踏会」というイベントの時でした。
過去に行われたイベントの写真を見ていると、どの方も素敵なドレスに身を包み、楽しんでいる様子が・・・
ちょうどこのころにVRを入手したこともあり、
「私も気に入ったドレスで臨みたい」
その思いがふつふつと沸き上がり、はじめの頃以来触っていなかった「Vroidstudio」に再び手を出したのです。
パーツの付け替え、色の変化と最低限の着せ替えができるように学びました。そうして出来上がったのが色違いのドレス。
そして男性用の燕尾服でした。


これを機に、着せ替えのコツみたいなものを得た私は、さらに着せ替えにのめりこみます。

7型というもの
販売されているアバターには、作者にとっての人の形があり、色があると考えています。基本的に着せ替え改変において、全ての服を差し替えるのは、あまり避けたい思いがありました。そのため、一部色を変える、一部模様を足す、残す。触る必要ない子はわざわざ触らない。
中心にある命の部分には触れないようにする。ソフトを使えば、
簡単に別の顔になり、元の要素すら無くすことも可能ですが、
それでは元の素体に何故そのアバターを選んだのかを忘れてしまうような気がするのです。必要以上は触らない。触る限りはしっかりと楽しめる子に仕上げようとするのです。

8色
最近は、素体の顔や特徴部分を残してはいますが、大きく変更する場合も出てきました。ここは感性の部分とおもうのですが、素体が持つ「色」「空気感」に合わせた物であれば、素体の色は損なわれないということに、なんとなくですが理解が入ったような気がします。
曖昧な表現なのはそのためです。ピタリとはまっていいものはいい。そいうものが世の中にはあるのです。
では、そいうものが見つからない場合はどうするか?
今では、目的のためにテクスチャーの色改変に、上塗り、別パーツ合成は当たり前に行う様になりました。着せ替えどころではないのかもしれませんね。
そこまでやっているのを、元の作者さんからどう思われるのかと悩んだこともありました。
しかし、
作者さんの言葉「人形にとって着せ替えは本懐。楽しんでください」
その言葉に救われた私は、これから先も着せ替えにいそしむのでしょう。

  


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