#KEMNOMA というハッシュタグを作りました／宣言明けず！

自前配信開始から55日、いまのところ配信は計13本（夜中にだらっと一人でやってるのを除く、出演者とか機材がちゃんとしてる方）。小さいミスはありつつも周りのアドバイスもあって、最初の頃に比べるとかなり安定してきたのではないかと思います。そんな時にあるアドバイス（と勝手に解釈）を聞くことが出来まして。

言うまでもなくアート＆エンターテイメント配信のキングオブキングス、DOMMUNEの宇川直宏さんが「#DOMMUNEというハッシュタグを作ったとこからDOMMUNEははじまった」とおっしゃってたと（多少違うかもしれない。まあ大意！）。

それを聞いてあらためて自分の中で解釈してみたんですが、普通のお店だとたとえば「八百坪」という看板があり、売り子のおっさんがいて、店頭にキャベツや人参が売ってあるのを見れば「ああ、ここは『八百坪』という八百屋なんだなあ」と理解できるわけです。ただネット配信だと「”繋がる”アイドル２人会」と「”高野政所×ドルショック竹下の 極めて健全で合法なトーク配信 」と「平野勝之×柳下毅一郎トーク配信」はこっちからは同じ棚に並べて見えてるけど、お客さんから見るとひとつひとつは別の売り場。大坪ケムタ店主による店の品揃えだと思って見てくれる人はごくごくわずか。

ただ、それに統一のハッシュタグをつけることで、タグは「店のカンバン」になる。たまたま押した人が「あ、他にもこんな配信やってんだな」と気づいて面白がってくれたり、他の配信を見てくれるかもしれない。そういうカンバンとしてのハッシュタグが必要だな～と思ったわけです。

じゃあ何にしよう、と思ったものの、これが思い浮かばない。最近自分がサイトとか始める時の名前は、YouTubeが「ケムタ動画センター」、このnoteが「大坪ケムタのテキスト流通センター」……最近もう横文字のシャレた名前考える気力がなくてね～！　その流れだと「ケムタ配信センター」なんだけど、それがハッシュタグで並ぶのは違和感しかないなあ。

「おぼえやすい」「長くない」「他にない」、あと「おれの名前の要素が入るとちょっといい」ということでうーんと考えてたのだけど（ちなみに他の人に相談して出てきたのが「KEMMUNE」「ケムキンTV」「Oh!ツボナイト」「ケムタ浮か部」…）、ふと浮かんだのがKEMはCHEMICAL（化学的な）の「CHEM」にかかるなあと。CHEMIST（化学者）、CHEMISTRY（化学、化学反応）、ALCHEMY（錬金術）などなど。

CHEMICAL BROTHERS、CUT CHEMISTとかも好きだし、ええやんええやん！（ザコシ）と思ってたのだけど、ただ横文字というのも格好良すぎる。あらためてDOMMUNEってCOMMUNEとひっかかってていいんだよな。「場」をイメージする言葉があればいい。うーん…とふと思いついたのが温泉の「○○の湯」、または旅館の「○○の間」といった名前。だったらケムの湯、もしくはケムの間ってよくね？　と思いケムの間＝KEMNOMAにした次第。Chemistの間でありChemistryの間でもあり「1間（昔の単位の”間”）あれば配信できます」でもあり、間は魔に通じるし、パノラマとかシネラマとかスーパーノヴァとかケモノとかMOMAとかノマドぽい感じもあり。あと味園ビル地下のクラブ「鶴の間」行きたかったんだよな～てのもあり。

ということで今後は大坪の自前配信には店のカンバンとして #KEMNOMA をつけていきます。ということでその名義付きでの第一弾！（という区切りはないけど）

＜＜怠田ユニのときめき90's（ナインティーズ）＞＞

日時：3月19日（金）20:00より
チケット：1800円
出演：怠田ユニ
ゲスト：山下メロ（ファンシー絵みやげ研究家）
進行：大坪ケムタ（ライター／イベンター／#KEMNOMA）

最近リバイバルブームがキている「90年代」。音楽も洋服もアニメも80年代ともゼロ年代とも違うゴッタ煮感、そして日本を変えた事件の数々。その時代の話が聞きたい！と怠田ユニ（元・回せ！グルーヴ開発部）が様々なゲストを招いて、その人々に影響を与えた10のカルチャーや表現・キーワードを聞いていきます。
第一回ゲストは全国のファンシーな絵みやげを発掘、保存し続ける山下メロ。彼が90年代特に与えられた刺激とは？

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「90年代ネタとかケムタがやらせてんだろ！これだからサブカルおじさんは！謝罪しろ！」とかお思いの方もいるかもしれませんが、こちらおこたさんからの提案企画ですからね！「メロさんとか、〇〇さんの話聞きたい！」と続くリクエストいただいてますし、個人的にも楽しみなので応援よろしくです〜。画像は90年代のテクノ系フライヤーを意識してみた。てかあらためて90年代て光学ディスクの時代よね。。

そして前の投稿では「宣言明けも見えてきましたが」と書いてましたが、明けませんでしたね。うはは。ということで、こちらも宣言明けでやるつもりではありましたが、どっちにしろ配信なので関係なくやります。

＜＜古本トリオ　春のホンまつり＞＞

日時：3月8日（月）20:00より
チケット：2000円
出演：とみさわ昭仁（プロコレクター）
安田理央（アダルトメディア研究家）
柳下毅一郎（特殊翻訳家）

春だ！　緊急事態宣言明け（予定）だ！　古本の季節！　ということで古本トリオの３人がこの日某所へと古本ゲットの旅へ！　いつもなら居酒屋で行われる、手に入れた珍品逸品を見せ合い語り合う戦利品トークを特別に配信でお送りします。もちろんこの日ゲットした本を披露しあいながらの話にはじまり、この3人の話題はどこへ行くのか……この３人の飲み会に混じった気分が楽しめる一夜です。

制作：大坪ケムタ（ライター／イベンター／#KEMNOMA）

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今月はぼちぼちとリアルイベントも入り始めましたが、あらためて一寸先はダークアンドロング、ついでにワインディング。頑張ってまいりましょう。