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【番外編】自社株買いについて勉強してみた

先日、マナカブで講師をしていらっしゃる中山先生からのメルマガで、先生がこれから伸びると考える銘柄があり、その銘柄を確認していると「自社株買い」を行ったという旨がニュース欄に出ていました。

自社株買い??

読んで字のごとく、自社の株を買うということなんですが、それによって何が行われるのかがよくわかっていない・・・・。実は昨日読了した村上世彰氏の著書「生涯投資家」にもストックオプションやら、自社株買いという言葉が多く出ていた。そのたびに調べて読み進めはしたものの、いまいちクリアになっていない部分もあり、ここでいったん勉強をしようと思う次第です。

企業が自社の株を購入するとどんなことが起こるのでしょうか?

調べてみたことを端的にいうと、その企業のROE=Return on Equityがあがります。簡単に言うと、1株あたりの純利益がアップするということです。

それはなぜか?簡単です。

Aとい企業の純利益が1,000万で、1,000株の株式を発行していたとした場合、1株あたりの純利益(EPS)=1万円となります。

そこに、A企業が自社の株を500株購入すると発表すると、市場に出回った発行済みか部数が500株になり、1,000万円÷500=2万円となります。

このように、自社の株を購入することで、株価を向上させることができることと、自社で自ら未来に投資する姿勢も含め好材料と捉えられ、株価向上のきっかけとなるようです。

また、自社株を買い、社内の人間に分配するなど、社内のロイヤリティを向上させることで、今後の活動を円滑にするという目的もあるようです。

自社株買いを行う企業は、自社の事業に自信を持っているか、自社が行っていることに対する市場の評価(株価)が低いと感じているといえるかもしれません。こうして自社株を購入し、社員に分配しストックオプションとすることで、社内のモチベーションをアップさせることなど、その企業の株主への向き合い方がわかるひとつの指標といえるかもしれません。

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