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12月29日(2015年)元旦が楽しみだった・だった・だった!

 味スタでの準決勝戦。チケットは26日試合前半3点目が入ったところでネットで無事ゲットしました。味スタにはいつもの新宿経由でなく、武蔵野線経由。混雑のストレスが無く、時間的にもあんまり変わらないのが分かりました。
 冬の試合はバックスタンドがいいですね。日が当たって♬あったかいんだから~♪。なんて鼻歌が出るくらい退屈な前半戦です。まったく仕掛けて来ない柏に対してレッズも、おんや?と思えるほど慎重。前の神戸戦で何度も披露したワンタッチパスも中々出ません。両チームがリスク回避に重きを置くと、こういうゲームになるんだ。それでもレッズの仕掛けは何回かチャンスを作ります。しかし武藤・梅崎選手がそれぞれ2度のシュートを外して・・・前半40分、柏木が怪我による交代は誤算でした。それからのレッズの攻めは単調になります。

 神戸戦で連携も良く、結果を出した李選手と興梠選手をどこで投入するかと思っっていましたが、ミシャ監督は信じられないほど我慢して、とうとう延長戦に入った時点でメンバー交代となりました。流石に守備の固い柏も足が止まってしまう。延長戦後半、梅崎選手が上げたクロスに李忠成選手が中央で飛んだ時、柏のDFは誰も対応できませんでした。
 ヒーローインタビューで「天皇杯はボクの大会にする」と、決勝点を挙げた李選手が胸を張りました。
 

 2戦を通じて、レッズは「勝負」に勝つためのゲームコントロールを身に着けたのかな?と感じました。前の試合で、早々とゲームを決めた後の処理や、この試合での慎重な試合運びと粘り。渋いけど安定感がある。その分チャンスは減り、リスキーな華々しさや楽しさは後退するけれど、結果重視のトーナメント戦でリアリズムを求めるチームに変身したんでしょうか。何かレッズっぽくないような、ミシャ監督らしくないような。ともあれ好調なガンバと対戦する元旦が楽しみとなった試合でした。


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