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11月22日(2014年)優勝につんのめる

 一年ぶりのコレオグラフィーが復活。自分も久しぶりにLフラッグ数本持参し、この一戦に気合を込めました。スタジアムは満員の5万6千人。
選手入場時には埼スタをぐるりと埋め尽くした赤いサポーターが、全員手を繋いでスタンディング。そしてwe are redsの大音響が大屋根にこだまして、応援の熱がピッチに向かって放射されます。ボルテージは最高潮。
 
 レッズvsガンバ。リーグトップの好調チーム同士が対決。首位攻防戦は、仕掛け合い・凌ぎ合う、緊迫した熱戦でした。パトリック・宇佐美選手そして遠藤ヤット選手には注意を怠らないレッズ。対するガンバも李忠成選手にDF2人が付き、柏木選手には複数で囲い込んで来ます。サイドの攻防は体のぶつかり合う音が聞こえて来る激しさ。
 先に動いたのはレッズ。マルシオ・関根選手を入れて点を獲りに行きます。後から動いたのがガンバ。交代選手3人が得点に絡んで、カウンターからゲーム終了間際に2点を奪われてしまいました。

 試合前の高揚感から一気に失望のドン底に。
前節マリノス戦で、我慢して凌いでつかんだ勝利に、行けるぞって興奮を味わったばかり。ジェットコースターのように気持ちが振り回されます。

 終盤に勝ちを獲りに行ったレッズ。後が無いガンバも、新しい駒を切って勝ちにきます。この試合のミシャ監督の采配を色々と言う人が多いでしょう。残り3試合を有利に闘うという「戦略」は、この監督の頭には無いのです。休みなく攻めていく。それが、いつもワクワクさせてくれるのだから、「もっと賢く立ち回れば。」私はそれを言いません。
それでも、マリノス戦のように闘えなかったか、と思うのが正直なところでした。
 鈴木啓太選手をベンチに入れず、負傷から回復途中の興梠慎三選手を無理に投入しましたが、あれはダメでしょう。テンパっていたのはガンバの方なのに。イェローカードがガンバ選手だけ4枚出されたのが、なによりの証拠なんです。

 ともあれ、優勝のシーンはお預けとなってしまいました。ゆっくりとアウェー鳥栖戦を楽しもうと思っっていたのですが、何やら不穏な博多行きとなりそうです。ホームで圧倒的に強い相手だから・・・

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