独断と偏見で選ぶ齊藤京子ベストバウト集2023

はじめに


本記事は2023年の齊藤京子さんのベストバウト(これぞ!という場面や言動)を筆者の独断と偏見に基づいて15個選出し、ランキング化したものです。

さっそく発表といきたいところですがその前に…


2023年の振り返り


2023年の齊藤京子さんの大活躍ぶりを月ごとに簡単に振り返っていきたいと思います。

キョコロヒー、アッパレやってまーす!木曜日(やる木)、ar、日向坂で会いましょうといったレギュラーや、その他日向坂46全体での稼働は省いてあります。

抜け漏れ等ありましたらコメント欄で教えていただけると幸いです。


1月

大バラバラ生放送MC(2日)
・千鳥の鬼レンチャン出演(8日)
・TGC出演(14日)
・東京カレンダー3月号掲載(20日)
・カップスターWEBCM出演(25日)


2月

・有吉クイズ出演(21日)
・新しいカギ出演(25日)
・帰れマンデー見っけ隊!!出演(27日)
・火曜は全力!華大さんと千鳥くん出演(28日)


3月

・超絶限界出演(4日)
・TGC出演(4日)
・ネタパレ出演(10日)
・新しいカギ出演(18日)


4月

オールスター感謝祭23春出演(8日)
・アクトレス配信開始(14日)
・長屋晴子のANNX出演(18日)
・夜の人狼生配信出演(30日)


5月

生キョコロヒー開催(7日)
・SHOWROOM配信(12日)
・DreamHackJapan2023出演(13日)
・ナニコレ珍百景出演(14日)
・週刊少年チャンピオン表紙(18日)
MTV Unplugged 開催(21日)
・チゲ味噌カップスター発売(22日)
・世界卓球2023南アフリカ出演(24日)
・タクうま出演(25日)
・アンタッチャブるTV出演(30日)


6月

・私のバカせまい史出演(1日)
・踊る!さんま御殿!!出演(6日)
・アクトレス公式メモリアルブック発売(7日)
・週刊ニュースリーダー出演(17日)
大キョコロヒー放送(17日)
・いいこと、聴いた出演(18日)
・ナニコレ珍百景出演(18日)
・かまいガチ出演(21日)
・NGワードゲーム生配信出演(27日)


7月

・THE MUSIC DAY 出演(1日)
・日向坂高校放送部出演(1日)
・ニンチド調査ショー出演(6日)
・めざましじゃんけん出演(13日)
27時間テレビ 千鳥の鬼レンチャン出演(22日)
・グラビアチャンピオン創刊号表紙(31日)


8月

・ポップハライチ出演(2日)
・双葉郡中高生交流会参加(3日)
・ハマダ歌謡祭出演(4日)
・ポップハライチ出演(9日)
・ザワつく!金曜日出演(18日)
・京子と陽子の原宿デート公開(19日)
・チコちゃんに叱られる!出演(25日)


9月

映画ミュータント・タートルズ公開(22日)


10月

・グッド!モーニング出演(20日)
・中居正広のキャスターな会出演(21日)
・泥濘の食卓インスタライブ出演(21日)
泥濘の食卓放送開始(21日)


11月

ヤクルト新テレビCM放映開始(20日)
MTV VMAJ 出演(22日)


12月

・グッド!モーニング出演(7日)
・激レアさんを連れてきた。出演(11日)
・泥濘の食卓インスタライブ出演(16日)
MステSUPER LIVE 2023出演(22日)
・日向坂46のひ出演(31日)


ここでご本人の言葉を引用させていただきます。

2023年は私にとって人生で忘れられないような、宝物のような思い出が詰まった一年になりました。

齊藤京子公式ブログ 今年の漢字一文字は「氷」 より


(ちなみに昨年の2月にこんな記事も書いています。よかったらこちらもぜひ。もう"かも"は取ってもいいかもしれません。)


齊藤京子ベストバウト集


それでは僭越ながら発表させていただきます。
対象と基準は以下の通りです。

対象:2023年に齊藤京子さんが出演した全ての
   バラエティ番組、ラジオ、SNS

基準:筆者のゴリゴリの主観  
   「たくさん笑った」「グッときた」
   「"らしい"」 などなど


第15位 「大人気メンバーです」

(やる木 7月20日放送回より)

リスナーからのお便りをきっかけに小坂菜緒さんの話題に。共演者の鈴木拓さんから「小坂さんって人気あるよね?」と振られた際の京子さんの一言。

「大人気メンバーです。小坂菜緒は。」

確かに認識はしているはずなのに、あまりメンバー本人の口から語られることはない"人気"について。

「そうですね」といった返答でも構わないのに、「大人気メンバー」という言葉を何の躊躇いもなくチョイスするところが京子さんらしくて大好きです。

小坂さんに対する熱いリスペクトを感じた瞬間でもありました。


第14位 職権濫用

(上村ひなの1st写真集「そのままで」読んでみた動画より)

インタビューやラジオ、kyonkotalkなど、ありとあらゆる場面でひなのちゃん愛を語ってきた京子さん。


本人を目の前に、その溢れる想いを抑えきれなくなってしまったのがこの動画。

写真集を読み始めてすぐ「可愛い」を連呼。

隣にいるひなのちゃん本人と見比べながら読み進めるという職権濫用をブチかまし、終いには

「どうしたらこんなに可愛くに生まれるの?」

と謎の質問を投げかけ後輩を困らせる始末。

動画のラストでは

「隣見たら本物がいてびっくりしました。」

という迷言を残してご満悦の表情。

この深いメンバー愛も京子さんの魅力の一つです。


第13位 vs夏

(キョコロヒー 8月14日放送回より)

夏嫌いの京子さんとヒコロヒーさんに今年こそ夏を好きになってもらうための"夏最高SP"回。

夏最高ガールズの皆さん

ところが夏最高ガールズのVTRが始まるや否や

「私たちが(夏レジャーを)やる訳ない」
「いつからこんな番組になったの?」
「これディレクターさん誰?」


とボロカスに。

ここでVTRを担当したディレクターさんに矛先を向けるのがなんとも京子さんらしい。

さらに昨年のリベンジを果たすべくスタジオにやって来た島田秀平さんに対しては、そのとっておきの怪談を終始ニヤニヤしながら聞き続け、なんとあの高性能おばけ探知機"ばけたん"を「怪しいおもちゃみたいなもの」呼ばわり。

続いて島田さんがUFOの話をし始めるも…

「早く手相の話をして欲しいんですけど。UFOは。
はい。"いる"で分かりました。UFOはいます。」

と雑に一蹴。

怪談やUFOは信じないのに手相占いは信じるんですよね。このちぐはぐさすらも愛おしい。

ペテン師(byヒコロヒー)


2023年は齊藤京子×胡散臭いものにハズレなしということが証明された一年でもありました。

齊藤京子vs催眠術師 十文字幻斎
齊藤京子vsUMA研究家 中沢健
齊藤京子vs怪談師 島田秀平

いずれも名勝負です。


第12位 勘

(オールスター感謝祭23春より)

上半期の怒涛のバラエティ出演ラッシュの勢いそのままに、ついにオールスター感謝祭初出演を果たした京子さん。そこで驚異の結果を叩き出しました。 

なんと10問のクイズをわずか3秒で回答。
しかも9問正解。このピリオドで3位に。

他の上位者は解答に20数秒を要していることからも分かる通り、10問のクイズを3秒で答えるなど普通は不可能。

おそらく京子さんは考えることをほとんどせず、己の"勘"だけを頼りに回答したのだと思います。

それで9問正解とは。恐るべし齊藤京子。


第11位 「脚の長さが…」

(やる木 3月23日放送回より)

リスナーからのお便りをきっかけに私服の話題に。

共演者の鈴木美羽ちゃんは普段からよくミニスカートを履いているのに対して、脚を出しているところをほとんど見たことがないとの指摘を受けた京子さん。

その理由をさらば青春の光のお2人に対して赤裸々に語った場面。

京「美羽ちゃんは脚とか出せるじゃないですか。」
 「私脚出すのあんまちょっと嫌なんですよね。」

森「おきょんも(美羽ちゃんを)真似してよ。」

「無理だって〜。脚がちょっと…脚の長さが…」

ブ「でも水着になってるやんか。それとは違うの?」

京「あれはやるしかなかったから。」

「脚の長さが意外と結構短いんですよ。」

森「トップアイドルが言うなそんなこと。」

「ミニスカート履いてるときの自分面白くて。」

こんなはっきり言う???

文字だけでは伝えられないのがもどかしいのですが、このときの京子さんの口調や節回しが妙に可笑しくて。

決して悲壮感を漂わせることなく、自分のコンプレックスをここまで上手く笑いに昇華出来るとは。

齊藤京子×自虐ネタという無限の可能性を秘めた未開拓領域の存在に気付かされた瞬間でした。

(ミニスカートを履いた京子さんが見たい方は1st写真集「とっておきの恋人」をお買い求めください)


第10位 ハイスペック男性との邂逅

(キョコロヒー 3月13日放送回より)

ローランドさんゲスト回。人生で初めて"ハイスペック男性"と関わったという京子さん。終始やりづらそうな様子で、いつもの京子節は影を潜めます。

京子さん曰く

なんとも言えない雰囲気のまま企画が終了し、番組は終盤に。ローランドさんとのお別れが迫るなか…

ヒコ「ちょっとなんか握手のひとつでもしとき。」

京子『いや大丈夫です。私アイドルなので。私が元気を与える側なんですよ。私が元気もらっても仕方ないので。私は元気を与える人です。

ヒコ「なんで私に向かってピースすんの?なんなん?」

見かねて優しいパスを出したヒコロヒーさんとそのパスを思いっきりコート外に蹴り飛ばす京子さん。

これぞ齊藤京子。これぞキョコロヒー。

京子さんが"アイドル"という職業をどう捉えているのかを伺い知ることも出来る隠れた名場面だと思います。


第9位 お裾分け

(キョコロヒー 9月11日放送回より) 


ゴリ押し枠です。ごめんなさい。

今年のキョコロヒーを振り返ったときに真っ先に思い浮かんだのがこの場面でした。

上川隆也さんゲスト回にて、ゲームに勝利した京子さんが、ご褒美の千屋牛ステーキをヒコロヒーさんに一口お裾分けするシーン。

何が良いかって言葉を交わしていないところなんですよね。「ちょうだい。」とか「いります?」とかもなく表情と目だけで意思疎通を図ってからのこれ。

番組ファンにとってはたまらない一幕でした。

キョコロヒーよ永遠に。

ちなみにこの約1ヶ月後、今度はヒコロヒーさんが京子さんにお肉をお裾分けしています。仲良し。


第8位 日向の歌姫

(千鳥の鬼レンチャン 1月8日放送回より)

日向坂屈指の歌うまメンバーとして満を辞して鬼レンチャンに挑んだ京子さん。

その実力を遺憾なく発揮し

『白いパラソル』
『涙そうそう』
『17才』
『ごめんね…』
『やさしさで溢れるように』
『Darling』
『花火』
『あなたのキスを数えましょう』

と順調に8レンチャンまでクリア。

9レンチャンへの挑戦を前に番組恒例の熱語りゾーンへ。これまでの道のりを振り返りつつ、"夢"について語り始めた京子さん。

「大きな夢っていうのは、人から笑われるくらい大きな夢でも持っておいた方がいい。それで1つ1つ夢を叶えてきた。」

アツすぎ。説得力の塊。この言葉から始まった齊藤京子さんの2023年。この1年で彼女は一体いくつの夢を叶えたのでしょう?

この後残念ながら難曲『First Love』の前に屈し、先の言葉は"フリ"となってしまったのですが、鬼レンチャン達成の可能性を大いに感じさせるだけの力強い歌声と言葉を届けてくれました。

"2023年の齊藤京子"を語る上で外せないシーンだと思います。

(京子さんの歌声を聴きたくなった方は↓の動画をぜひ)


第7位 おバカだけは絶対にイヤだ!

(日向坂で会いましょう 4月9日放送回より)

ひなあいの学力テスト回から。"新渡戸稲造"を答えられたことから本人はかなり自信があったようですが、ペーパーテストで無事(?)ワースト5入りを果たした京子さん。

結果発表の際には動揺のあまり同期で年下の影山優佳さんを「影山さん」呼びするほど。

その後行われたOBK女王を決める早押しクイズでもその実力を遺憾なく発揮し、

「ワニの居ぬ間に洗濯」

という見事な誤答をかますなど(本人は「惜しかった。1文字違い。」と供述しております。)、残り3問の時点で単独最下位に躍り出ます。

「待って本当にヤバいから!本当にイヤだ!絶対にイヤだ!おバカだけは本当にやめてほしい!」

と大騒ぎする京子さん。なんとかOBK女王を回避するべく、ありとあらゆる手を尽くします。

手始めに莉奈ちゃんにプレッシャーをかけ、猫を再び最下位戦線に連れ戻すことに成功。

続いてパルちゃんに談合を持ちかけることでついに最下位から脱出。

迎えた最終問題、最後は自分の力で正解を掴み取りなんとかOBK女王を回避しました。

この一連の必死すぎるムーブがあまりに可笑しくて、お腹を抱えて笑った記憶があります。

この"イヤなものはイヤ"精神、個人的には大好きです。


第6位 "齊藤京子"

(キョコロヒー 9月11日放送回より)

キョコロヒーの楽曲プロジェクトが始動した回。

「曲を出すことがキョコロヒーの一番の目標」と語る京子さん。「羞恥心みたいな」を連呼し、早くも曲の理想像を明確に描いている様子。

妄想は止まらず、勢いそのままに"夢"の話へ。

京子「私紅白出たいです。キョコロヒーで。」

ヒコ「夢が大きくていいねぇ…」

舟P「でも、キョコロヒーで紅白出て、日向坂さんも
   紅白出たら…その…」

ヒコ「ホンマやん。もう無理やんそんなの。」

京子「え、キョコロヒーで〇〇やりました〜。
   で日向坂が流れた瞬間にヒコロヒーさんだけ
   ひゅ〜って去って行くってことですよね?」

なんでこの流れで「もし本当に紅白に出たら…」の妄想話が出来るんですか?

ヒコロヒーさんと舟橋さんの意見はごもっとも。
誰もが出られる訳がないと思っているはず。

それでも理想の未来を信じて、直向きに、真っ直ぐに、ただただ前だけを見る。

これぞ齊藤京子。

「私は芸歴11年のなかで諦めることが得意になっていました。しかし人の話をまったく聞かない横の女は、未来を信じて前向きな希望をたくさん語っていました。視聴者の皆さんにも、その明るい希望が届いたのかなと思います。」

バラバラ大選挙1位獲得時のヒコロヒーさんのコメント


1月8日にはMVを公開、2月14日にはCDデビューを予定するなど、その夢に向かって着実に前進しているキョコロヒー。

"向上心全くない"とは言わせねぇよ。


第5位 嫌なギャル

(キョコロヒー 1月16日放送回等より)

最近の怒りエピソードを話す場面にて。

大好きなバケットハットを買う直前、見ず知らずのギャル女子高生たちに嫌味を言われた京子さん。

この"嫌なギャル"の小芝居が上手すぎると話題に。

隣で見ていたヒコロヒーさんも思わず

「なんか後ろのギャルの真似上手いな。」

と漏らすほどでした。

この回以降、「嫌なギャル役を上達させよう!」という企画が定番化。

・ブランドものでマウントをとるギャル
・すぐに「かわいそう〜」と言ってくるギャル
・売れない漫画家をバカにするギャル
・フラれた同僚を追撃するギャル 
・ラジオの生電話で文句を連発するギャル
・後輩からのタレコミに応戦するギャル
・箱の中身と対峙するギャル
・都会から逃げてきた作家を追い出すギャル
・集まってきた犬に文句を言うギャル

妙にリアルで、妙にコミカルで、妙に腹が立つ。

数々のパンチラインを生み出したこの名企画を第5位とさせていただきました。


第4位 齊藤京子劇場

(有吉クイズ 2月21日放送回より)

ロンブー淳さん、石原良純さん、狩野英孝さんと共に心理ゲームに挑戦した京子さん。

第1試合では淳さんの策略を全て言い当てるという大活躍ぶりを見せ、"心理戦大好き"という看板に恥じない結果を残します。

事件が起こったのは第2試合。割り箸サバイバルというゲームに挑戦したときのことでした。

【割り箸サバイバル】
16本の割り箸を順番に引き、1本あるハズレを引いたら負け。ハズレを引かずに割り箸を4本引いた時点で勝ち抜け。1回で引く本数は自由。1巡目で4本引いて勝ち抜けも可能。度胸と駆け引きの心理戦。

有吉クイズ 2月21日放送回より

じゃんけんの結果、1番手を選択した京子さん。

割り箸はまだ16本全て残っており、ハズレを引く確率は極めて低い状態。

「一気に4本引いてお三方だけのゲームになるのはテレビ的に微妙だと思うので。2本で。」

と番組のことを気遣う余裕を見せます。

1本目…

無事にアタリを引きホッとした様子。

続いて2本目…

ハズレ。なんと1/15を引きました。

まさかの結果に「嘘でしょ!」を連呼。目を大きく見開き、頭を抱え、ショックを隠しきれない様子。

淳さんからは「調子に乗ってたなぁ!」と煽られ、スタジオの有吉さんからは「何やってんだ!!」と叱責される始末。

現実を受け止めきれない京子さん。「だって大丈夫だと思うじゃないですか…」と呟きながら残った14本の割り箸を全て持ち上げ、本当にハズレが1本なのかを入念にチェック。悔しさを滲ませます。

本来ならここでロケ終了のはずでしたが、京子さんが1番手でハズレを引いてしまったため、VTRの尺がショートしてしまう事態に。そこで急遽延長戦が行われることとなりました。

前回の反省を活かして4番手を選択した京子さん。

しかし前3人が全員ハズレを回避。12本の割り箸を残した状態で京子さんのターンがやって来ます。

そして…

またハズレ。今度は1/12を引きました。

「ありえない確率ヤムチャが天下一武道会で一回戦突破した時くらいありえないよ。」とはまさにこのこと。

「嘘だ…」と一言呟くと、再び残った割り箸全てを持ち上げ不正がないか確認。

よっぽど悔しかったのか、ロケを総括しようとした良純さんに対して

「良純さんが今回一番ラクしてますよね。あんまり頑張ってない。」

と渾身の京子節(憂さ晴らし)を炸裂させたところで番組は終了。

齊藤京子劇場ここに極まれり。


第3位 vsみーぱん 白熱のババ抜き対決

(キョコロヒー 8月21日放送回等より)

どうしても心理戦に強いことを証明したい京子さんのために、ありとあらゆる心理ゲームを行った回。

なかでも京子さんが熱望していたのがババ抜きの最後の駆け引き対決でした。

【ババ抜きの最後の駆け引き】
みーぱんが持つジョーカーを含む3枚のトランプから
1枚ずつ引き最後までジョーカーを取らなければ京子の勝ち

「今回はみーぱんも来てくれたということで頑張りたいと思います。」

という一丁前のコメントを残し対決スタート。

初手。

「ちょっと1回トランプを見てもらって…」

と揺さぶりをかける京子さん。

「これはね、あえて見ようとしてる感じがあるんですね。だからこれは絶対違いますね。引いていいですか?」

と自信満々な様子。

しかし京子さんの言う"これ"はジョーカー。

まんまとみーぱんの策略にハマり、開始からわずか10秒ほどで敗北したゲームマスター。

「ちょっと調子悪かったっぽいので、またね、チャレンジ出来たらと思います。」

とまたまた一丁前のコメントを残し平静を装いますが、カードを引いた瞬間の唖然とした表情は誤魔化せません。

見かねた舟橋Pの提案により、攻守を交代しての延長戦が行われることに。

しかし…

「安全なカードを上にあげてください。」
「どっちのカードを取ってほしいですか?」

といったみーぱんの揺さぶりに動揺しまくりの京子さん。

この試合にも敗れ、2戦2敗に。

完全敗北を喫した京子さんは、ゲームマスターの座をみーぱんに明け渡す形になりました。

テロップにもあった通り"心理系アイドルへの道はまだまだ遠い…" みたいです。

(個人的には、対決前、対決中、対決後、京子さんがずーっと10万字インタビューみたいな喋り方をしていたのがツボでした。あれ何?ゲームマスターの喋り方ってこと?)

そしてこの約4ヶ月後、リベンジを懸けて再びみーぱんとババ抜き対決を行います。

前回同様1試合目は完敗。しかし2試合目で悲願の初白星をあげ、勝負は運命の3試合目へ。

「佐々木美玲さんは、ジョーカーだったら目の前に置けないと思うんですよ。だからね、これは絶対ないですね。」

と盛大なフラグを立てた京子さん。

再び初手でジョーカーを引き敗北。

煽りの舞

この"なんか持ってる"感。テレビを愛しテレビに愛されたアイドル。それが齊藤京子です。


第2位 京子語爆発

(長屋晴子のANNX 4月18日放送回より)

『想い人』のコラボや音楽番組での共演をきっかけにお友達となった2人。

長屋さんの家に遊びに行くなど順調に仲を深め、ついにラジオにゲスト出演することに。

憧れの人との共演にテンションMAXの京子さん。

愛も敬意も喜びも。その全てを抑えきれなくなり、終始興奮した様子で矢継ぎ早に長屋さんを褒めまくります。

最初のターゲットは長屋さんの手料理。

「本当に世界一のシェフだと思っていて。」

「おこげがもうおこげしかないくらいおこげ祭りで。本当に美味しくて。」

「茶碗蒸しなんて人が作るものじゃないじゃないですか。」

「(私が作ったら)大絶望の生春巻きが一個出来上がって。」

続いてのターゲットは長屋さんの家そのもの。

「もうドオシャレで。」

「映画内とかドラマ内の装飾でしか見たことない装飾みたいなのがいっぱいあって。」

「変な話、ちょっとすごく風邪引いちゃって休まなきゃいけない。家でずっと。ってなったとしてもこの家だったらいくらでも休める。」

「照明が照明じゃなさすぎて。それぐらい。照明なのに照明じゃないくらい(家が)お城。」

「テレビも気づいたら大きくて。普通に見てたんですよ。でも大きすぎてびっくりして。なんか大きすぎて、全てのやってるテレビが特番に感じたんですよ。」

「テレビが映画なんですよ。」

ハイテンポで放り込めまれる圧巻の京子語の数々。
長屋さんもリスナーも笑っぱなしの1時間。

意味は分かるけどなんか引っかかる。喋れば喋るだけツッコミどころを生み出す"京子語"のパワーに圧倒された放送でした。


第1位 箱の中身はなんだろな?

(日向坂で会いましょう 3月12日放送回等より)

第2の丹生ちゃんを探すべく、4期生のリアクションチェックを行った回。

最後に全てを掻っ攫っていったのが

齊藤京子×箱の中身はなんだろな?でした。

挑戦前から箱の前で大騒ぎ。飛んだり跳ねたり絶叫したり。もう既に面白そうな気配が漂います。

「待って!!マジでヤダ!!ヤダ〜!!」

と寸前まで駄々をこね続けますが、願いは届かず。
無情にもチャレンジスタート。

「え、ちょっと待って待って待って。ムリムリ。
ガチでムリだ。」

と早口で捲し立てながら箱の周りをサワサワ。

かと思えば

「本当すいません!」

と突然謎の謝罪をかましコメディアンばりの動きで箱の前をウロウロ。

一瞬覚悟を決めたかに見えましたが、手を突っ込む寸前でラオウが降臨。仕切り直しに。

ここからはもうヤケクソ。どうにでもなれ精神で上下左右に素早く動きながら突き指しそうな勢いで箱に手を突っ込みまくります。

「生熱い!!」

魂の叫びがスタジオ中に響き渡ったところで制限時間は残り20秒。

正解すると貰える大好物の高級生牡蠣を手に入れるべく、勇気を振り絞る京子さん。

「下の方よ。」という春日さんのアドバイスを参考に恐る恐る指を入れ、ついに箱の中身の巨大こんにゃくとがっつり接触。

絶叫しながらアーティスティックスイミングばりの美しい動きで台の下へと沈んでいきました。

(文字で説明するの難しすぎ。)

先に述べた京子さんの"イヤなものはイヤ'"精神と独特の運動センスが生んだ奇跡の1分間。

リアクション企画の王道中の王道、箱の中身はなんだろな?に革命を起こした瞬間でした。

本人もこれにはかなり手応えを感じていたようで、後にキョコロヒーで

「全感情が全て出て大変なことになりました。」
「ウケすぎてニヤニヤしちゃいました。」

と語るほど。

この手応えが確かなものであったことを証明するように、この放送以降京子さんは、日向坂で会いましょう催眠術回、日向坂46公式TikTok企画、生キョコロヒー、キョコロヒーW佐々木ゲスト回と計4度も箱の中身はなんだろな?に挑戦しています。

ベストオブベスト。文句なしの第1位です。



おわりに


いかがでしたでしょうか?

歌に演技にバラエティに。大活躍だった昨年の齊藤京子さん。そのなかでも今回はバラエティを中心に、ランキング形式でその活躍ぶりを振り返ってみました。

ドッキリを仕掛けられたポップハライチ、みなみかわさんに追いかけ回されたかまいガチ、驚異の全否定ムーブを見せたひなあい企画プレゼン回などなど…

今回は残念ながらご紹介出来なかったのですが、他にも語りたいベストバウトがたくさんあります。

皆さんが選ぶベストバウトもぜひコメント欄等で教えてください。

ピュアピュア箱入り娘だけど冷めた目線を持っていたり、自分を曲げない芯強人間だけどファンの声に敏感だったり、おバカキャラだけどやけに勘が鋭かったり、京子さんの多面体ぶりに驚かされ続けた2023年でした。

2024年もそんな多面体アイドル齊藤京子さんを勝手に応援して、勝手に元気をもらって、勝手に涙を流したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

あ、言い忘れてました。

明けましておめでとうございます。

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