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※画像はイメージです。すぎる大阪王将にもう一度行ってきた話




どうも皆さんこんにちは。

not西と申します。

突然ですが皆さんは、全国チェーンの中華レストラン大阪王将が12月20日から販売している「ニンニク肉肉肉チャーハン」をご存知でしょうか。

圧倒的ボリューム


こちら、大阪王将が創業55年を記念して一部店舗で販売している1ヶ月限定の特別メニューで、その見た目のインパクトからX(旧Twitter)でも販売開始時はそこそこ話題になっていたと記憶しています。

元々大阪王将は期間限定メニューはやけに弾ける傾向があり、今回のニンニク肉肉肉チャーハンもその例に漏れず、と言った具合でした。

かつてのイカれたメンバー達の一例


限定メニューってだけでもそそられるのに、加えてこのバズりそうな見た目、食べたいかは人それぞれかもしれませんが、現物は一体どんなものか、見てみたくなりますよね?

かく言う私も飲食店ではついつい期間限定メニューを頼んでしまう派で、たまたま通り過ぎた大阪王将の店先でこのポスターを見た時、(食ってみたい!)と言う欲望が沸々と湧き上がりました。


そこからはもう止まりません。数日後の週末12月24日、クリスマスイベントには縁も縁ももない私は、「クリスマスがなんぼのもんじゃいニンニクまみれじゃグヘヘへへ」という思いで、意気揚々と駅前の大阪王将に向かったのです。




2023/12/24


時刻はお昼時から少し経った13時15分頃、お客さんも疎になった駅前の大阪王将に入店した私は、意気揚々と、「ニンニク肉肉肉チャーハン、チャーハン増し」を注文しました。

ウキウキと待つ事10分程、私の目の前にお出しされたニンニク肉肉肉チャーハン(ニクニクやかましいので以降ニン肉チャーハンと呼称します)がコチラです。











????????














この世に生を受けて30年余、ここまで露骨なジャケ絵詐欺に出会ったのは、実に2度目でした(一度目は鶴橋風月)。

とはいえ私も良い歳した大人です。ここまで酷いのはなかなか無いにしても、『※画像はイメージです』な料理なんて今まで数多く見てきています。見た目にガッカリはしたものの、「まぁこんなもんか」と自分をやや無理やり納得させて、お出しされたニン肉チャーハンをたいらげました。



当時のポストではこんな事を呟いていましたが、小ぶりながらもチャーシューの食べ応えはしっかりしていたし、何よりチャーハンに関しては流石大阪王将と言った出来で、味については本当に文句ナシで美味しかったです。

見た目への不満を差し引いても、満足感の高い昼食となりました。

満足でしたとも。えぇ。












スイマセン全然嘘ですコイツ昼飯引きずって夜にロピアの惣菜でぼっち豪遊かましてます。

こうして年末に体重を加算させつつ、ニン肉チャーハンへの失望を薄れさせた私は、その後は特に大阪王将を気にすることもなく、年の瀬を粛々と過ごしていったのでした。



2024/1/15


さて、前置きが長くなりましたがココからが本題です。


正月から立て続けに起きたあれやこれやも落ち着きの兆しを見せ始めた1月15日の午後、仕事の休憩中に何気なくXを開いた私のタイムラインに、こんなポストが流れてきました。



なんという事でしょう。その投稿に添えられた写真には広告の写真そのまんま、なんならそれ以上にも見えるニン肉チャーハンの画像があり、そのインパクトでバズり散らかしているではありませんか。

コレはいけません。このままではこのポストを真に受けたピュアボーイ達が大阪王将になだれ込み、見窄らしいニン肉チャーハンをお出しされて絶望してしまいます。


ここすき。


すぐさま私はこの投稿に引用リポストを投稿しました。



ほとんど条件反射です。

改めて見ると語気がだいぶ強いですね。
「店舗によってはこんな感じです。あまり期待しすぎるとガッカリしてしまいますよ」くらいの言葉でも良かったかもしれません。

しかしながら、当時の私は自分の食べたものとこのポスト主が食べたものが同じ商品であるという事がどうしても信じられず、挙句の果てには「この人は大阪王将から金を貰ってステマをしてるのでは」という疑心暗鬼にすら陥っていたのです。

頭アルミホイル案件ですね。

とはいえ、言葉の強さはインパクトの強さ。引用元がバズっているのもあって、私の引用もお陰様で多数の方に拡散して頂けました。

過去経験したことのないバズりにムクムクと鎌首もたげる承認欲求モンスター






投稿から2日経ち、色んな方の意見を参照した結果、私はある結論に至りました。


そう、皆さん僕の想定に反して、意外と写真通りないしは写真に近いニン肉チャーハンを食べれているようなのです。




基本はチャーハンが見えないレベルのボリューミーなニン肉チャーハンが食べられるらしく、私の投稿に対しては共感の声よりも、酷い店に当たった事への同情の色が強いようでした。

良かった、ニン肉チャーハンで残念な思いをした子はいなかったんだね。
僕以外。


でもこうなると、このままで終わるわけには行きません。私も広告通りの大きいチャーシューゴロゴロのニン肉チャーハンを食べたいのです。


残念ながら、私の住んでるあたりに大阪王将は件の1店舗しかありません。

じゃあ行くしかないでしょう。私が3週間前に辛酸を舐めたあの店に、再び、ニン肉チャーハンを食べに!



と皆さん思っているでしょうがもうしばらくお付き合いください。



確かにクリスマスイヴのあの日、私は酷いニン肉チャーハンを食べる羽目になりました。でも食べたのはあの1回だけですし、クリスマスイヴの昼過ぎだったというのも、今考えるとあまり良いタイミングでは無かったようにも思います。

失礼かもしれませんが、クリスマスイヴに大阪王将のような中華料理屋が客入りを見込むとは考えられません。

きっとあの日は店側も来店が少ないと踏んで、材料の納入が少なめだったのはないでしょうか。



それにXの「チャーハン増しにしたから肉減らされたんじゃねーの?」というリプライも気になります。

そんな事あっていいのか?コッチはチャーハン食べたくて220円追加で払ってんだぞ?


色々と考察の余地はありますが、百聞は一見に如かず。Xの拡散も落ち着いた1月17日の水曜日、私は仕事終わりに件の店へもう一度足を運ぶ事に決めました。




2024/1/17


最近めっきりリニアがどうとか聞かなくなった。


奈良県奈良市の中心、JR奈良駅。

JR線は近鉄線と比べると観光客向けというよりは地元民向けの店が並んでいます。


よぉ・・・3週間ぶりだな・・・!


件の大阪王将はそんなJR奈良駅の道路を挟んだ向かい側にあります。

時刻はもうすぐ21時、店内は夕食というより、酒を嗜みにきた仕事終わりのサラリーマンが多い感じ。

まだニン肉チャーハンの提供が終わっていないことを店先で確認し、いざ入店。



おひとり様はカウンター席に通されます。

すでに注文するものは決まっていますが、私は念のために店員を呼び、あることを確認しました。

私「すいません、このニン(略)チャーハンなんですけど、この写真は普通盛りの量ですか?」

店員「ハイ!通常の量が写真のものになります!」

自信満々に答える店員さん。期待して良いのでしょうか。私は意を決してニン肉チャーハン通常サイズを注文し、その時を待ちました。


そして15分後、ソレはついに私の前に再び姿を現したのです。


店員「お待たせしました〜ニン(略)チャーハンでーす!」













っスゥーーーー・・・















実にコメントしづらいなんとも言えないものがお出しされました。

確かに私が12月より食べたものより肉のサイズは大きいですが、とても写真通りとは言えません。

こういう中途半端加減が一番困ります。
「変わっとらんやないかーーーーーい!!」
とも、
「いや写真通りのが出てくるんかーい!!」
とも言えません。

とは言え、少なくとも写真とはやはり違う見た目です。


比べてみても一目瞭然。明らかにチャーシューがボリューム不足ですし、何より広告の謳い文句でもある「ご飯よりチャーシューのほうが多い!!」がバチクソに嘘松です。


ちなみにこちらは前回食べたものとの比較。見比べると劇的に変わってるのが分かりますね。

左の方が高い金払ってるってマジ?


そんなわけでニン肉チャーハン、リベンジをするもイマイチ消化不良な結果となりました。
























ニンニク肉肉肉チャーハンは1月21日まで大阪王将の一部店舗で販売中!


皆さんも、今週末は大阪王将で運試しをしてみてはいかがでしょうか。


ここまで読んで頂きありがとうございました。


それでは。





余談



流石に少し言ってやろうと思い、店員に「実物と写真があまりにも違いすぎないか」と伝えました。

店員からは色々と言われましたが、要約すると、

「使用してる器がデカいからそう見えるだけや」

との事です。


なので、私から「写真に近い器に盛り付け直してくれ。どうしても写真と同じ物が食べたい」とやや無茶振り。


ソレを受けた大阪王将側が渋々盛り付け直したものがこちらになります。







うん。まぁ、うん・・・。



結局チャーシューが小さいから写真通りにはならないんですが、努力は伝わりました。


と、同時に、「最初からこの器で出せや」とも思いました。


現場からは以上です。

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