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障害がある=才能があるとは限らない

あくまで「限らない」と記載したのは、障害特性を活かしてうまいことやってる人もいるから。
まあでも大半はただ困ってるだけの人なんだよな。
うちの父親は障害=才能と思い込んでいるタイプで、精神障害の話をした時ですら
「何か才能があるんだろ?」
と言ってきたし、いわんや発達障害の話をして
「なんの才能もないただ困ってる人間」
と断言したにもかかわらず
「あるかもしれない」
とまだ淡い期待を抱いている。
もしかしたら自分の子どもが障害者であると認めたくなくて
「才能がある子なんだ」
と思い込みたいのかもしれないが。
他にも頭が良すぎるから病んだんだとも言われたが、確かに小5〜高1まではかなり成績優秀だったものの病気になったのは頭が良かったからではない、単に周りの環境が悪すぎただけだ。
確かに自分に
「才能といえそうなものが全くない」
とは思っていないがそれはおそらく障害特性とは無関係だし、社会に出て使うには相当応用力がないと使えないもので、さらにいうならそもそも社会に出ること自体が難しい。
ついでに、ADHDとASD気質(ASDは確定診断ではないので「気質」 と書いているが、主治医によるとADHDの人は多かれ少なかれASD気質があるらしく、自分では比較的強い方だと思う) がそれぞれの長所を打ち消し合うことも多いのでまったくもって困っているだけの人間だ。
だから障害=才能と言われてしまうと、それは違うんだよなあ、と思ってしまう精神&発達障害当事者の、まあ戯言だと思っていただければ幸い。

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