not_in_fashion人生が服を完成させる

セレクトショップで、バイヤー兼ショップスタッフをやっています。pairs,NY,ita…

not_in_fashion人生が服を完成させる

セレクトショップで、バイヤー兼ショップスタッフをやっています。pairs,NY,italyと買付に行き忙しい日々を送っています。これからのファッションについて、服の着こなし方や買付けに行ったときの話など、いろんなことをブログにしたいと思います。

最近の記事

着る服がない!!

クローゼットの中にたくさんあるのに、着る服がない!! と憂鬱になるのは゛持ち手の服に対しての自分の決まってしまっているイメージ、固定観念と゛自分の理想とするイメージ゛との差によって生まれるもの。 手持ちの服で理想のイメージを実現できるよう両者も差を縮めれば解決につながる。 そのためには、自信が湧いてこない服や楽しくなれない服は処分すること。 自信が湧いてくるようなものを探す過程は「自分らしさ」を追及する。 外見のために最も重要な要素。 それは、体の内側から磨き上げる

    • ファッションには生きる力さえ与えると思うのです。

      人生の中で、どこに価値を置くかは人それぞれ違います。 服は生きていく上で無くとも生きてはいけますが、人生を輝かせるものの一つであることも事実です。素敵なファッションに身を包むということは、日常を充実させ、人生を楽しむことのひとつであると私は心から感じています。 ファッションには生きる力さえあると思うのです。 私にとって自分というものを確立させてくれたのが服でした。おおげさかもしれませんが服は、自分を変えれる一つの手段、第一歩でもあると思います。 少しずつ違う自分の一

      • ファッション無難=退屈とは限らない。

        これが一番究極なのではないかと私は思います。 ファッション無難=退屈とは限らない。 ただ"好き"を我慢した服を買う必要はない。 正統派と言われる服の中で、旬のフォルム、ひとひねり効いたデザインを選び、"主張ある無難"の発想を。 そこからその人の個性が生まれていく。

        • 着るにふさわしい常に自分を磨くファッション。

          ファッションは、またあなたを輝かせる。少し背伸びをした服は、あなたを引っ張り上げ、着るにふさわしい自分である為に、気品を持たせる。 それは背筋を伸ばすことや、歩き方、話し方、所作など、全てに影響を与え、服はあなたに教えてくれる。 少し背伸びをした服は、贅沢品だと毛嫌いする人もいる。だけど、たくさんの服に触れ、たくさんの服に関わる人を見てきて思うことは、成長させる物の1つであるということ。 ただ単に、贅沢品を持つことの優越感とはまた意味が違います。 良い靴は、自分を良い

        マガジン

        • ファッション
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        記事

          ファッションという人生観

          ファッションには、その人その人の人生やストーリー、物語があります。 その人の人生がファッションを作り上げていく。 ファッションは実は購入者が買ったところから始まっているのだと。販売することが、服の完成ではなく、その時点ではまだ途中。 買った人が、その服を完成させていくのだと思うのです。 その人が着ることで、シワができ、癖がつき、味が出て、着れば着るほど自分の体に馴染み着心地がどんどん良くなっていく。 その度に、その服には物語が生まれます。子供が生まれた時に着ていた服

          ファッションという人生観

          これからのファッションについて考える。

          バイヤー拳ショップスタッフでもある私は、ファッションは常に身近にあるものであり、これまで私の人生にあることが当たり前。 コロナで、いろんな業種が立ち止まり、考え直すタイミングを迎えた、そのうちの一つがファッションです。 必要なのかどうか?ファッション業界の裏側の見直しや、ファッションの在り方。 私はこう思うんです。ファッションは自分と向き合うことと似ている。着飾るものでありながら、自分を表現するためのツール。 確かに服はなくてもいけますが、その着飾るという表面的な認識

          これからのファッションについて考える。