#1番目って緊張します

もうすぐ大学でオンライン授業が始まります。早速いろんな講義から課題が出されました。その中でも困ったのが、25人くらいの英語の授業。もちろんオンラインだから先生から出されたお知らせや課題を見ながら進めていきます。WEB上でテストを受けたり、レポートを提出したり、掲示板で生徒の書いたコメントを見たり。テストやレポート提出は大丈夫なんです。でも掲示板でコメントを書くというのが、難易度が高い・・・。

というのも、先ほど先生から課題が出されました。「How do you use smartphone?」という質問に答えるという課題。こんなの簡単じゃないかー!いや、質問の答えは分かるんです。答えるまでにいろいろと葛藤するところがあります。

まず、これどのくらいの分量で書くのが正解?少なすぎても先生から印象が悪いだろうし、多すぎて他の生徒からやる気あるやつと思われても困るし。そして、いつ答えを提出しよう?掲示板の方式なので、誰がいつ何という回答をしたかわかるようになっています。他の人の答えを参考に・・・ってまだ誰も回答していない!だって、先生が課題を出したのがたった1時間前。うーん、これは他の生徒の出方を待つか、いや、今気づいたのだから今やっといた方が出し忘れることはない、いやいや、でも1番最初ってハードル高くないか? いやいやいや、ここで1番目に出してこそ他の人と差がつくんだ!なんて、心の中では格闘しています。

ここで整理してみましょう。                     まず、ここで提出することで、1番に提出したという称号が得られる。←これはでかいです。そして課題が一つ終わる。しかし、1番目に提出するということは目立ちます。間違ったら恥ずかしい。そして私の回答が一種のモデルや基準になります。責任重大です。果たしてお前にその覚悟はあるのか?じゃあ、一旦寝かしてみたら?課題の存在を忘れるかも。それに1番目という称号が他の人の手に渡ります。うーん、ちょっと悔しい。課題が出ているのにこれを見過ごすということは、落としたティッシュのごみを見て見ぬふりして立ち去るような一種の罪悪感を感じます。誰かが拾ってくれるのを待つような他人任せで良いのか?

さあ、どうするか、自分!ここで出したら1歩違う自分に近づけるぞ、と心に決め、いざ!スペルミスがないか確かめ、分量は多くも少なくもない感じで。文章の内容は無難を心がけ、一発目にふさわしい何も印象を残さない風に仕上げました。完成だ、いけえええ・・・ポチ。

・・・。ここまで臨場感を加えて書いてきましたが、要は課題を提出しただけの話です。なのに、1番目ってだけで、変に緊張しちゃうんですよね。無駄に見えないクラスメイトの反応を思い浮かべてしまいます。でも今提出しないより、提出する自分の方が好きな気がします。投稿というボタンを押せた自分で良かったって安心します。次は何も考えずに先陣を切れる自分を目指そうかな。


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