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『バイト先の反則級にかわいい女の子とロマンチックな展開に...』

ピピピ ピピピ

○:ふぁ~…やべっ…!起きないと…って今日休みか…

俺は○○…ってもう説明はいらないか

いつも学校とバイトの俺だが今日は久々にどちらも休みだ

○:まだ昼前か…なにしようかな~…

休日は一日中ゴロゴロすることが多い俺だが今日は久しぶりの休日ということもありなにかしたい気持ちでいっぱいだ

○:昼過ぎからぶらっと出かけるか~…

ピロリン

そんなことを言っているとLINEの通知が鳴った

さL:先輩今日お休みですよね?よかったらいっしょに動物園でも行きませんか?

○:お、推しと動物園…何という素晴らしい展開…

映画館デート後距離が縮まった二人はその後まだバイトでいっしょにはなっていないが今や普通にLINEで会話するまでの関係になっている

○:ていうかなんで俺が休みなの知ってるんだよ…さすが推しだ…

○L:行きたい!

そんなことを言いながらさくらにそう返信した

○:動物園か~…たしかにさくら好きって言ってたもんな~…

バイトでお互いの休日について話したときに動物園によく行くと言っていたさくら

○:ていうかさくらに誘わせちゃったな~…

推しに誘わせてしまった罪悪感を感じる○○

ピロリン

さL:やった~!私も準備しなきゃなので昼過ぎからいきましょ~!

そんなメッセージとともにかわいらしい動物達が支度をする様子を描いたスタンプが送られてきた

○:なんてかわいらしいスタンプなんだ…尊い、尊すぎる…

推しの尊さを改めて認識する○○

○L:了解!

そのメッセージと親指を立てたキャラクターのスタンプを送りゆっくりと準備を始めた


○:ここら辺か…?あ、もうさくらいるじゃん…!

前回の映画館デート同様さくらは○○より早く来ていた

○:さ、さくら、お、お待たせ…

さ:あ、○○…

前回のデートから○○、さくらと呼び合うようになった二人だがまだ慣れておらずたどたどしさが感じられる

○:ごめんね今日も待たせちゃって…

さ:い、いや私が誘ったんで気にしてないです!

なんてお優しいお方なんだ…女神そのものじゃないか…

○:そ、それじゃあ行こうか

さ:そ、そうですね

二人は互いに少し緊張しながら動物園に向かった


○:久しぶりに来たな~動物園!

久しぶりに来た動物園ということもありテンションが上がっている○○

さ:このわいわいした雰囲気が好きなんですよね~!

動物が大好きなさくらは目に見えてテンションを上げる

さくら様が…さくら様がテンションを上げてらっしゃる…

○:さくらは好きな動物ってなんなの?

さ:なんでも好きですよ~!み~んなかわいいですもん!

○:たしかにな~…こう見ると癒されるな~…

あなたが一番かわいいんですけどね…あなたを見てる時が一番癒されるんですけどね…

そんなことを思いながら動物園内を見て回った

さ:あ、うさぎと触れ合いた~い

うさぎとふれあいができるという内容の看板を指さしながら言った

○:お、いいね!やろう!

さ:わ~かわいい~!いっぱいいますよ~!

○:ホントだ~!かわいいな~…

何度も言いますが一番かわいいのはあなたなんですよ

さ:なんかこういう時間って幸せですよね~!ほのぼのしてて楽しい…

なんて嬉しいことを言ってくださるんですか…

○:そうだね~…こんな時間好きだな…

さ:あ~いっぱい食べてる~!うさぎちゃんいっぱい食べな~

本当にこの方は天使ですか…?本当にこんな生物存在していいんですか…?

さくらの横顔を眺めながらそんなことを思う

さ:○○、うさぎじゃなくて私のこと見てない?笑

○:あ、ごめん笑おもわず見ちゃってた…笑お

さ:おもわずって…笑もう…

さくらは照れながら言う

照れてる推しを見れるのが今の俺です。これ就職面接でも使ってやろうかな

○:今日はこの後何もないの?

さ:何もないですよ~!

○:じゃあ夜ご飯一緒に行かない?

さ:たしかに暗くなってきたしおなかもすいてきたし行きましょ~!

そうして動物園を出てレストランに向かった


さ:ん~!どれもこれもめちゃくちゃおいしいです~!

○:本当?よかった~…

俺が作ったわけではないけど俺が選んだお店でこんなこと言ってくれるなんて本当にお優しい方だ…

さ:なんか○○って呼び始めたのはいいけどまだ敬語抜けないときとかあるんですよね~笑

さくらはニコニコしながら言う

○:俺もなんか堅苦しい感じで話しちゃうときある笑

さ:まあこれから時間かけて行けばなれますよね笑

○:そうだね笑

これからってなんて嬉しいことを…末永くよろしくお願いします我が推しよ

その後も二人で楽しく話しながら食事を楽しんだ


さ:ごちそうさまでした~!

○:は~い笑

二人は笑顔で話す

さ:てか気づかなかったけどここいい景色ですね!

○:お、ホントだ!なんかいいなぁ…

少し高い位置ということもあり最高の景色だった

さ:○○…

ギュッ

そう言いながらさくらは手をつないできた

○:さくら…

○○はそっと手を握り返した

さ:なんかすごく今幸せです…笑

○:俺もだよ

互いの手をギュッと握りながら夜景を見続けた

○:そろそろ遅くなったし駅までいっしょに帰る?

いつもの流れを呼んで先に提案をした…

さ:いや…今日は帰りたくないです…

○:それってどういう…

さ:○○の家行ってみたい…

○:え…?

神様これって現実ですか…?私心臓が持たないんですが…

さ:ダメ…ですか…?

○:い、いいよ…

○○は一息ついてそう言った

○:じゃ、じゃあ行こっか

さ:は、はい…!

そういって二人は手をつないでいつもとは違いいっしょに○○の家に向かった…

果たしてこの後どうなるのか…

To be continued…












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