『バカップルの甘ったるい夜』
ピピピ ピピピ ピピピ
〇:ふぁ〜…もうこんな時間か…準備するか…
俺は〇〇。大学生だ
〇:この服はこの前のデートでも着たからこっちにしとくか
今日は休日で同じ大学で彼女の遥香とデートだ
〇:よし行くか…
まだ寝ていたいという気持ちと遥香とのデートに対する期待をもって家を出た
〜〜〜先に待ち合わせ場所についた〇〇〜〜〜
〇:あれまだ遥香来てないな…
遥香の到着を少し待っていると…
遥:おーい〇〇〜!やっほ〜!
元気よく、満点の笑顔の遥香がやってきた
〇:お、遥香、やっほ〜…って遥香の服新しくない?めっちゃかわいいじゃん!
遥:あ、気づいてくれた〜!今日の〇〇とのデートが楽しみで新しいの買っちゃった〜!
〇:え、なにそれ、なんかめっちゃ嬉しいんだけど…だって俺のためにそこまでしてくれたってことでしょ?
遥:え、ま、まあ、そ、そんなハッキリ言われると恥ずかしいんだけど…///
〇:そういうふうに恥ずかしがってる姿もめちゃくちゃかわいいよ遥香
遥:も、もう…まだあっただけなのにそんな事言われたらニヤけちゃうじゃん…///
〇:だってどんな遥香もかわいいからしょうがないじゃん…///
俺たちカップルはこういうことも平気で言えてしまう。いわゆるバカップルってやつなのかもしれない
〇:じゃ、じゃあそろそろいこっか…///
遥:うん…///
恥ずかしさを感じた二人のデートがようやく始まる
〇:いい時間だし先にご飯でも行く?
遥:うん!行こ〜!
そういうと二人は近くのレストランに入った
遥:ほんとここおいしいよね〜
〇:やっぱここだよな
そんなことを話しながら各々頼んだ料理を食べる
遥:え、〇〇のそれおいしそ〜!一口頂戴?
遥香はそういいながら上目遣いで頼んでくる
〇:全然いいよ〜!はい、じゃあ、あ〜ん
遥:え…/// あ、ありがとう…/// モグモグ
〇:遥香また照れててかわいい〜笑
遥:そ、そりゃ、いきなりあ〜んとかしていたら照れるに決まってるじゃん…!
〇:てか遥香口になんかついてるよ?笑とってあげる
そういって遥香の口についたものをとった
遥:も、もう…///
そう言うと遥香はあからさまに顔を赤らめた
〇:ふふ笑 ポンポン
そう言うと〇〇はトドメに頭をポンポンした
遥: …///
遥香は照れすぎてもはやなにも言えなくなっていた
しばらくして二人は店をでた
〇:ふぅ〜おいしかった〜
遥:そ、そうだね…!お、おいしかった〜!
先程〇〇にやられまくった遥香はまだ恥ずかしさが残ってる様子だ
〇:ほら遥香いつまで照れてんの?笑ほらシャキッとして笑
遥:だって〇〇が意地悪してくるんだもん…
〇:それはごめんって笑じゃあ行こ?
遥:うん…(絶対仕返ししてやるんだから…!)
そんな野望を持ちながら再び歩み始めた
遥:あ、このショップ見てみたかったんだよね〜!入っていい?
〇:お、いいよ、行こ〜
そう言って二人は人気のファッションブランドショップに入店した
遥:あ、この服かわいい〜!〇〇これ似合うと思う?
〇:絶対似合うでしょ!てか遥香ほんとになんでも似合うよな〜
遥:そ、そんなことないって…/// じゃ、じゃあ、ちょっと試着して来るから、よ、呼んだらきてよ(また照れちゃうって…)
〇:は〜い!
遥:はぁ、もう〇〇いっつも照れさせようとしてくる……ん…?ふふ笑
試着室に行く途中であるモノを見つけた遥香は不敵な笑みを浮かべる
遥:〇〇〜!服着たからちょっと見て〜!
〇:おっけ〜!
遥:じゃあ、試着室のカーテン開けて?
カーテン越しに遥香は言う
〇:お、おう…なんか変に緊張しちゃうな…
そう言いながら〇〇は遥香の姿を見るためにカーテンを開いた
〇:どんな感じかな〜…って、え!?
遥:じゃ〜ん!どう?
〇:い、いや、めちゃくちゃかわいいんだけど…その…
遥:ん?な〜に?笑
そういって遥香はわざと顔を〇〇に近づける
〇:い、いや、肩とか出ててすごいなって…///
遥香が着ていたのはいつもの遥香からは想像できないような肩が出た少し露出の多い服だった
その姿を見た〇〇はもちろん顔を赤らめていた
遥:ん〜?あ、そっか私あんまりこう言うの着ないし見慣れてなかったか〜笑ごめんね?笑
そう言いながら遥香はいたずらに舌をペロッと出した
遥:よし、じゃあこれとこれ買お〜
遥香は先程〇〇に見せた服以外の服を買おうとしていた
〇:遥香、俺がそれプレゼントするよ…
遥:え、いや、そんなの悪いよ
〇:いや、せっかくのデートだし買わせてよ
遥:ほんと…?ありがとう〇〇
〇:そのかわりさ…これも買わない?
そういうと〇〇は先程遥香に来て魅せられた服を手に取った
遥:えぇ!?そ、その服はちょっと〇〇をからかおうと思って来てみただけで…その…
〇:いや、遥香めちゃくちゃ似合ってたし、たまにはこういうのもいいかなって…
遥:もう…///で、でも〇〇が言うなら…///
そう言って二人は会計を済ませて店をでた
遥:〇〇あ、ありがとね…///
〇:いつも俺のためにおしゃれがんばってくれてるしこのくらいね
遥: …///
遥香はまた照れながらなんていい彼氏を持ったんだと感じた
〇:じゃあいい時間だし夜ご飯にしよっか
遥:うん!
そして二人はレストランに入り一通り料理を楽しんだ
〇:遥香デザートとかいらない?
遥:ん〜今日食べすぎちゃったしやめとこっかな〜
〇:そっか、まあ遥香が食べないんだったら俺もいいかな
そう言って二人は代金を支払い店をあとにした
遥:おいしかった〜!
〇:ね〜!このあとどうしよっか〜
遥:ねぇ〇〇…
〇:ん?お…
ちゅっ
デザートを食べてなくてよかったと思うくらい甘いキスだった
遥: …///
〇:は、遥香…///
遥:い、いやじゃなかった?
〇:い、いやなわけないじゃん…でも俺からしたかったかも…
遥:じゃ、じゃあもう一回しよ…?
〇:うん… ちゅっ
2回目のキスは1回目のキスよりも少し甘ったるい気がした
end
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