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楽天証券が新たに参入!私設取引システム(PTS)とは?

1. はじめに

こんにちは、Nosyです!今回は、楽天証券が年内にも新たに参入する私設取引システム(PTS)について、初心者の方でもわかりやすく解説していきます。株取引に興味がある方や、これから始めてみたいという方にとって、PTSの動きは見逃せないものです。それでは、早速見ていきましょう!


2. 私設取引システム(PTS)とは?

まず、私設取引システム(PTS)について説明します。PTSとは、東京証券取引所(東証)を介さずに株式などの売買ができる仕組みのことです。東証で取引ができない夜間などにも株式を取引できるため、投資家にとって便利なシステムです。

PTSでは、売買価格の刻み幅が東証よりも小さいため、投資家にとって有利な価格になりやすいという特徴もあります。これにより、より細かい値動きでの取引が可能となり、投資家の利益を最大化することができます。


3. 楽天証券の新しい動き

楽天証券ホールディングス(HD)は、年内にも新たなPTSの運営に参入します。9月下旬に新会社「ジャパン・オルタナティブ・マーケット(JAX)」を設立し、夜間取引や売買価格の刻み幅を小さくするなど、個人投資家にとって利便性の高いサービスを提供する予定です。

また、24時間取引や売買単位の引き下げも視野に入れ、東京証券取引所や他のPTSと競い合うことを目指しています。さらに、米国株などを取り扱う可能性もあり、金融当局の議論次第では1株から取引できる「単元未満株」の提供も検討されています。


4. 私たちの生活にどう影響するのか?

この新たな動きが私たちの生活にどのように影響するのか、具体例を交えて考えてみましょう。

投資機会の拡大

まず、24時間取引が可能になることで、仕事や家事で忙しい人でも、自分の都合に合わせて取引ができるようになります。例えば、夜遅くにしか時間が取れない人でも、PTSを利用すれば株取引が可能になります。

より有利な取引条件

売買価格の刻み幅が小さくなることで、投資家にとって有利な価格での取引が可能になります。これにより、少額の投資でも効率的に利益を得るチャンスが広がります。例えば、少額投資非課税制度(NISA)を利用している人にとっても、より細かい値動きでの取引が可能になるため、利益を最大化しやすくなります。

投資のハードルが下がる

1株から取引できる「単元未満株」の提供が実現すれば、少額から投資を始めることができるようになります。これにより、投資のハードルが下がり、より多くの人が株式投資を始めやすくなります。例えば、学生や若い世代でも気軽に投資を始めることができ、将来の資産形成に役立てることができます。

ネット証券の競争激化

楽天証券が新たにPTSに参入することで、他のネット証券との競争が激化します。これにより、各社がより魅力的なサービスを提供するようになり、私たち投資家にとっては選択肢が広がります。例えば、手数料の引き下げや新しい投資商品の提供など、私たちにとって有利なサービスが増えることが期待されます。


5. まとめ

楽天証券が新たに参入する私設取引システム(PTS)について、初心者の方でもわかりやすく解説しました。PTSの利用により、24時間取引や細かい値動きでの取引が可能になり、投資のハードルも下がることが期待されます。これにより、私たちの生活に多くのメリットがもたらされるでしょう。

今後も、株式市場の動きや新しいサービスに注目しながら、自分に合った投資スタイルを見つけていきましょう。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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