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悪役令嬢の物語をテーマに曲を作ってみる(7)Audacityを使ってみる

すみません。ワクチンの予防接種後にモチベーションが上がらず間が空きました。今回は、前回の続きで簡単なミキシングの真似事から、簡易マスタリングを行っていきたいと思います。

なお、前回の記事はこちらです。

今回の曲のテーマはビートシートで言うところの、「第一ターニング・ポイント」或いは「デス」になります。

書きたいことを箇条書きするとこんな感じでしょうか。

6 :第一ターニング・ポイント(25)「デス」
・実は主人公もイケメン王子に惚れていた
・あらぬ罪を着せられ、婚約破棄
・ついで実家も追放される
・いつしか王家転覆(復讐)を狙う

ハリウッド映画だと、誰か親友とか
そういう関係者が死んじゃうシーンですね。
それによって、主人公が旅立つ(冒険に出る)きっかけになるという、、


前回の歌詞で実は反省した王子と美少女になった悪役令嬢が、
互いを意識しつつ、すれ違っているところを歌った(つもり)ので、
今回は二人の関係が致命的に破綻するところを書きたいと思います。

てことは主人公は当然「ヒロイン」になります。


嘘だらけの世界
惹かれあったはずの二人
真実を求めながら
やがてすれ違う

正しかった男は疲れ
やがて安直な言葉に踊る
目に見えてしまう優しさに
心を濁らせてゆく

汚してゆくのは少女の務め(つとめ)
彼女は知っていた
彼女自身がこの世界の主人公(ヒロイン)
世界は彼女のためにある

ねえあたしの為に
地に落ちて
正しさなんていらない
ただ欲に溺れて楽しみましょう

そうここはゲームの世界
娯楽のために生み出された世界
あそびましょう
おどりましょう

私の愛は全部真実の愛
私の希望はすべて叶うハズ
だからそう、こんなところにいたくない
私がいるべき場所は もっとむこう

男爵令嬢は謳い踊る
王子は壊れた楽曲に踊り狂う
敗北した悪役令嬢は
約束通り国を追われる

誰も彼女を助けない
ほらこれが真実 ほらこれが現実
私がヒロイン
それでいいじゃない

タイトルは「私がヒロイン」です。実は、初めて意識してタイトルを歌詞の中に入れてみました。

今回は、サクサクとMIDIと歌データを用意します。

まずは、ORPHEUSで作成したMIDIがごちら、

なお、同サイトで生成したMP3をsoundcloudに上げてみました。

これもこれで悪くはないなを想ってしまうあたり、、、

さておき、NEUTRINO様に歌ってもらった曲はこちら。なお、Nectar 3 Elements適応済み。

さて、今回使うソフトは、Audacityというソフトです。このままCakewalkで解決したいのですが、自分のノートPCのスペックだと歌とMIDIを合わせてwavで出力しようとするとなぜか雑音がプツプツと入るので、こちらのソフトを使います。では、なんでこちらのソフトだけでやらないのかというと、なぜかNeutron3ElementsのプラグインをAudacityの方が見つけてくれず、適応できないので、VSTのプラグインを適応させるのはCakewalk、歌とMIDIを合わせるのはAudacityを使っています。

さておき、まずは前回の続きでCalkWalkのほうでMIDIを処理したいのでORPHEUSで生成したMIDIデータを読み込みます。

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こんな感じになると思います。ここからMIDIを編集できる人マジすごいなぁと最近ほんとに思います。

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¥new : melodyを選択して、右クリックしてクリックのミュートをします。そうすると伴奏だけになるはずです。これに、さきほど作成した音声データをドロップします。

なお、今回は前奏なしでボーカルから始まる曲を作ろうとしてうまくいきませんでした。

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そして、Neutron3ElementsもNectar3Elementsと同じように、オーディオFXの挿入からEQの中にNeutron3Elementsがありますので、これを選択します。こういう画面が出てくると思います。

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これは、このままクローズしてます。

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で、次の画面のこの辺を押します。

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そうすると下記のような画面が出てきます。

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InstrumentはAuto-detectのままにしています。細かい設定は、専門用語が多すぎてわかりません。Styleは、Warm、Balanced、Upfrontから選ぶのですが、大体Balancedの、ままです。

例によって無断リンクですが、下記のサイトにより詳しい解説が書いてあります。

引用すると、

Balanced:
トラックをクリーンにする、という表現が一番しっくりくると思います。モゴモゴしちゃう中低域をうまく処理してくれ、適度なEQと、優しめのコンプをかけてくれます。

Warm:
少し、ボディとパンチを追加し、低音を意識したEQと、少し強めのコンプをかけてくれます。

Upfront:
中・高域にフォーカスした処理で、音全体が一歩前に出てくるイメージの処理をします。

とのことです。なお、IntensityはElementsにはないんじゃないかな。見つからないです。

設定して画面下のNextボタンを押し、更に曲を再生すると下記のような画面がでて解析が始まります。

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解析が終わったらこの画面は閉じてしまいます。

こんな感じに適応されていると思います。

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つづいて、録音したいパートを選びます。

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それをWav(オーディオファイル)として出力します。

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これで、音楽を収録したファイルと、歌声データを収録したファイルの2つのオーディオファイルができました。

これを、Audacityで合わせて録音したいと思います。なお、Audacityは下記のURLからダウンロードできます。

なお、このソフトは歌ってみたの録音や恋声などの編成後の録音、あるいがOBSへ仮想ケーブルでつなぐなどの色々な使い方が直感的にできるので、お勧めです。

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で、先程作った2つのファイルを読み込みます。

一曲目は普通にファイルメニューから開けるはずです。

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ただ2曲目は同じ動作しても新しいプロジェクトが開かれるだけなので、画面上にファイルをドラック&ドロップします。

曲の頭出しはCalkWalkの方で調整出来てるはずなのですが、念のため再生し、ズレがないか確認してください。

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なお、AudacityでNectorを適用させたい場合、Ctl+Aなどで適用させたいデータを選択して、エフェクトのメニューから適応させるプラグインを選択してください、

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自分はここでもう一回Nector3を適応させています。

なお、下記のサイトで本来のAudacityで行うべき作業が説明されています。

これをお金のちからで力技で解決してしまうのが、izotopeのNector3とNeutron3です。なお、11ソフトパックを6000円ぐらいで買ったのですが、他のソフトは使い方が分からないので放置気味です。

音楽系のソフトをマニュアルって、音楽知識がある前提で書かれているから非常に不親切で分かりにくい。同じ理由でYoutubeの動画の説明も、ど素人には難易度が高いですわ。

いつか手動ミキシングも記事にしてみたいとは思いますが、当分先です。

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さておき、処理が終わったら、MP3かWAVファイルなどで出力します。

さて、マスタリングですが自分は下記の2つサイトにファイルをアップしているだけです。

まずはBandlabのオンラインマスタリングです。

続いて、「音圧爆上げ君」です。

音圧爆上げ君は、加工後のデータを動画ファイルでダウンロードできます。これが何を意味するかというと、iPhoneやiPadなどでiTunesを経由しないでもCapCutなどのアプリにダウンロードした動画を渡して、音楽を分離するなどの処理をすれば、MVなどが作りやすくなります。

こうして作成したのが、下記のYoutube動画です。

さて、次は有料のソフトやフリーソフトなどを使った、楽曲のアレンジに挑戦してみたいと思います。



話は変わりますが、
ネットで「な〇う系」の小説の書き方とかのブログ記事とかを見ていると、
よくストレスフリーな作品が好まれるという一文を見かけます。
まあ、気持ちはよくわかります。
自分も一読者として、ストレス溜めまくりな作品は読んでいて疲れます。
なにより、ストレス満載作品に限って、
カタルシス(解決)前にエタるという傾向が、、、
多分書いている方もストレスたまって、疲れちゃったんですよねぇ。。

ストレスを与える作品は読者離れを起こすというのは、
作者側の意見で、読者としてはストレス与えるだけ与えて解消してくれない
作品は読みたくないというのが実態ではないかなぁと思ってみたり。
だからストレス展開が始まると、敬遠して離れていっちゃうのかなぁ、と思ったり。

ラノベもJUMP病に罹りつつあるので、
人気作品は、書籍化しても売れる限り連載継続を求められて、
安易に終われないのでしょうけど。。。

ただジャンプ系よりひどいのは打ち切られると、某雑誌なら「僕たちの冒険はこれからだ」を一応掲載してくれるけど、単行本ラノベはそのまま続巻出ません、で終わっちゃうからなぁ。

と、最近まで読んでた作品がギブアップされて、
作者様が次の作品の新規連載をはじめちゃったことにショックを受けた
事実を受け止めきれない愚痴でした。

みんなエタって逝くんだ。






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