愛どころじゃない

こどもと添い寝しながら目を見つめていたら体の奥の方からジンマリと「好き!」とか「嬉しい!」「可愛い!」「大好き!」みたいな感情が湧き出てきた。
色んな表現の言葉があるけど言葉はどれも不十分で足りないと感じた。
いい塩梅と思われる言葉をどれかひとつ拾い上げた瞬間崩れてしまうというか。

「愛」というパッケージや温度を提示されてもそれはそこまでで、わたしの感じた気持ちは愛では済まない。
サンゴ色の泡が体の内側に充満しそうな感じ。

なにこれ。なんなの。こども。
どんな気持ちなのこれ!

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