ノスタルジーのセルフディグ vol.1

まえがき

……最近、ちょっと引っかかってることがあるんです。
私、仕事の都合上一人で移動する時間が長く、移動中に音楽を聴いていることが多いです。そのため、TSUTAYAディスカスやレコチョクでのダウンロード購入等で細々と気になった音楽を集めたりしてるんですよ(音楽系サブスクは全く使ってないです)。今日はこのアーティストだな、気分が変わったからこの曲に変えるかと日々を過ごしていく中で思ったんですよ。

もしかして俺、音楽をただ聞き流してるだけになってないか!?!?

音楽を集めていく中で、気になったからアルバム集めようで満足して、一曲一曲をじっくり聴くことを…忘れている!思い出せ!あのアニメのOPを見て夢中になったあの頃の気持ちを!!音楽サブスクがまだなかったころから、地道にコツコツと集めてきた音楽たちのことを!!持っている音楽が少ない頃に同じアルバムを何度も聴いていた頃の感情を!!

よし、ディグろう。

というわけで、連載というものを始めてみたいと思います。どこまで続くかはわかりませんが。


ルール

  1. 自分が持っている音楽の中から無作為に(あるいはある程度作為的に)音楽をピックアップし、鑑賞する

  2. ブログにまとめて感想を書く

以上!!!!簡単ですね。…ほんまに簡単か?
ちなみにサブスクを一切使用していない都合上、僕が聴いている音楽にはかなり偏りがあります。中にはサブスク配信されていないものもあったりして、紹介が難しいものもあるかもしれません。個人的な需要を満たしたいものであること、新しい音楽を発掘しようという意図のものではないのでご了承ください。あと、僕は本当に音楽に対する知識がないのでかなりふわっとしたことしか書けなさそうです。そういうのは詳しい人に任せる。

というわけで初回となる今回は完全にランダム。とりあえずスマホの中のすべての曲からランダム再生して、アタマの数曲を聴いてみるという形でやってみようと思います。

No.01 鳥人戦隊ジェットマン(影山ヒロノブ)

…なんかいきなり濃いのが来たな。
記念すべき初回はスーパー戦隊第15作目、鳥人戦隊ジェットマンのオープニング曲。ニチアサ好きな私ですけど、世代が違うのでジェットマンは見たことないんですよね~。ラストは有名だとしても、戦うトレンディドラマと称されていることしか知らなかったり。

こうして聴いてみると、90年代っぽい音の使い方から爽やかな曲調が特徴ですね。1番のサビが終わったら一度音が途切れてから新しく始まるところとか、ジェットマンの名を何度も歌い上げるところがなんというか、素朴なヒーローソングって感じ。でもこれ歌詞の半分くらいジェットマンじゃない?いやそれがいいんですよ。「風」とか「時」とか「星」とか、流れていくものが歌詞に散りばめられているのが鳥がモチーフのヒーローの歌としてかっこよさを強調してますね。

No.02 time(Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE)

おいニチアサブログちゃうんやぞこれ!
ジェットマンに続きニチアサの曲がエントリー。こちらはスピンオフで配信された作品、仮面ライダー4号の主題歌です。

ループする時間の中で戦うという舞台設定からか、時間や行き先といったワードが散りばめられているのが印象的ですね。悲しみや苦しみを歌いながらも「踏みつけられても正義は勝つと立ち上がれよ」「それでもまだ生きて」など、前を向いて立ち向かうことを賛美する、最近らしいヒーローソング。…ドライブって最近か?最近じゃないな。Aメロから重苦しく進行する中で、サビから一気に開放されるのも歌詞と合ってていいなと思います。…そういえばこの曲何度も聴いてる割にはちゃんと歌詞見たことなかったんですけど、聴きながら歌詞見てたら酔生夢死ってどういう意味!?!?とびっくりしてしまいました(価値のあることをなさず、ただ漫然と生きて一生を終えること…らしい)。

No.03 バンバンバン(コンクリート・レボルティオ版)

3曲目にしてサブスク未解禁曲が登場。……速すぎ!!!
こちら、コンクリート・レボルティオというアニメで挿入歌として登場したカバー曲。ザ・スパイダースのめちゃくちゃ有名な曲です。世代の方ならもちろん、若い子も曲だけなら聴いたことがあるかも。ちなみにカバーされた方は曽我部恵一さんです。

コンクリート・レボルティオというアニメ、当時はかなり面白いな~~と思いながら見てたんですけど、一回見たっきりなのでだいぶ内容は忘れちゃってるんですよね~。展開の大筋は覚えてますが、どういうストーリーの進行してたっけというのは全然覚えてない。時系列がシャッフルされていて難しい作品だったというところもありますけど。この曲もどういうシーンで流れてたかなんて全く覚えてないです。

昭和レトロの曲を現代的に再構成する際いろいろな形のアプローチがあると思いますが、この曲ではファミコンっぽい効果音と現代的な電子音楽を融合させてレトロポップな雰囲気を構築したアレンジになっています。そこから中盤からのギターソロで引き締めているおかげでカワイイ感じになっていないのが雰囲気を壊さずいい感じですね。ボーカルの歌い方も相まって、ポップなのに昭和っぽいカッコつけ方が引き立つ良いアレンジだと思いました。あとこの曲、さっきのジェットマンより歌詞の情報量なくてすごい。

あとがき

今日はそろそろ寝る時間なのでこのへんで!いつもは聞き流している音楽も、こうしてじっくり聴いて感想を書くと色々考えることがあるなあと思いました。ブログに書くことで記憶の外部ストレージにもなりますからね。今回全てボーカルつきの曲でしたが、オフボーカルの曲もぼちぼち聴いてみたいです。まあそれをするためにはまずこれを連載企画としてちゃんと続けれるようにしないとダメなので…ブログ書く習慣を…身につけたいな…。最低でも月一くらいで……。

おわりっ!

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