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うかつに盛岡においでよ2023〜1日め〜

 盛岡はとてもコンパクトで、徒歩でだいたいの事が済むのでおすすめです。
 そして盛岡はコーヒーやパンがやたら美味しい街でそこかしこに喫茶店があってすぐに休憩ができるので、うかつにやってきても、まあ困らないような気がします。コーヒーのんでダラダラしてれば楽しいし。

 なので今回の帰省の自由時間を盛岡市内散策、喫茶めぐりに重点を置いてみましたレポートです。基本徒歩で済むルートとお店です。参考になりましたら幸いです。うかつにおいでよ。

◾️1日めに行ったお店は以下になります。
・コーヒー「六月の鹿」(喫茶店)
・盛岡冷麺「食道園」(焼肉屋)
・東北系飲み「トレジオン」(バル…かな)

■盛岡駅から市内中央へむかおう

 久しぶりに盛岡駅に着きました。

盛岡〜〜平日は誰もいないね〜〜〜。

 東口バスターミナル中央に地下道入口があります。ここを潜ってくぐって、市内に向かいましょう。徒歩でいけます。歩くの苦手な人は「でんでんむし」ていう市内周回するバスに乗るといいです。

地下道の入り口。この造形すき。
シンプルな進路。すき。
すり鉢状、いいねえ…。いいよぉ…。
見上げた屋根内側もよい。
市内中央に行きたかったら「開運橋」方向に進もう。
駅前の地下道出てから振り返ってみる駅全体像もすきです。
白いのが開運橋。この橋で北上川を渡って市内中央に向かいます。

今回着いたのが昼前だったので一旦休もうと「喫茶店」を目指します。

■喫茶店「六月の鹿」

 そのまままっすぐ「盛岡城跡公園」(岩手公園)方向に進んで、盛岡のゴールデン街こと桜山神社界隈にある「六月の鹿」に行きました。ゆっくり歩いたら駅から20分くらいかな。

鹿〜。

 6席しかないゆったりとした店内で、運良く空いていた窓側の席に座ってみたらフッカフカに沈む椅子で「あ…もう動けん…」となりました。フッカフカ…。

切り取り枠、みたいな外の景色がよい…。

 コーヒーがかなり個人的好みでした。おいしい…。(香ばしく、酸味少なく、落ち着いてるけど軽やかなやつ)

今年一番美味しいコーヒー暫定第1位…。

 ここで30分ほど新幹線移動の疲れを慰労したのち、お腹がすいたので「盛岡冷麺」を食べにいくことにします。地元以外ではなかなか食べられないので貴重な機会です。
 盛岡冷麺好きな人はそれぞれに好きなお店があります。私も今回は大好きな「食道園」へ。

■焼肉「食道園」

 大通りに戻って徒歩5分くらいの先に、「食道園」があります。12時前だったけどすでに少し、並んでいました。

元祖平壌冷麺。

 少食なので、頼めないのですが元気な人は焼肉ランチが安くておすすめです。個人の好みでいい感じに焼きめをつけた肉塊に生卵をくぐらせる仕様の定食です。いいなあ。美味しそうだなあ。

胃が丈夫になりたいなあ。

 今回は「冷麺」のみ注文しました。ちょっとめずらしいというか盛岡では焼肉屋に入っても焼肉をしないで「冷麺のみ」という飲食スタイルが許容されます。不思議な文化かもしれませんが高度に冷麺が発達した世界線の結果として受け止めてください。

単品の冷麺です。

 盛岡冷麺を頼んだときは「辛さはどうしますか?」と聞かれます。辛さのレベルどうするか、が大意なのですが個人的には「別辛」を推奨します。
 最初から入れられて味付けが均一にされているより、自分好みに微調整できるのと、食べすすめるごとに追加や場所を変えて入れることで味の時間差、局地的な辛味と酸味の濃淡グラデーションが楽しめるからです。俺たち一人ひとりがアレンジャーでアーティストってワケ…。

 「食道園」の冷麺の辛味はカクテキに似たいちょう切りの薄切り大根で、そこそこ発酵していて発泡するような酸味をもつので、これが自分の好みにひどく合うのでだいすきです。しゅわしゅわ。
 またスープはかなり甘めなのですが、この辛味と酸味によって、すっきり寄りに引き戻してくれるので、このバランスもたいへん好みです。

 具は、肉、ゆで卵、胡瓜薄切り、です。特に肉は各店によって変わるパーツで、「食道園」はジャーキーのように筋張った干し肉のような形状をしており、とても甘辛く、これを丼に沈めることによりスープの水分を吸って戻るような複雑な食感と味の変化を生み出してこれまたたいへんたいへん好みです。本当に盛岡冷麺…すき…。

このジャーキーというか繊維状の肉がうまい…すき…。

 食べた後は一旦、実家に帰り一休みしました。

■銀河鉄道

 その後、また「盛岡駅」に出ようと思い、電車に乗りたくなったのでやってきた「銀河鉄道」沿線の駅。

くりやがわ、って読むんですわ…。
幼稚園か小学生のとき駅前に立ち読みを許さない厳しい本屋があったな〜。

 夕方の木造の駅舎には学校帰りの学生たちがいて、とっても甘酸っぱかったです。楽しそうだなあ。いいなあ。

2023年6月、まだSuicaは使えませんので注意…。
学生といっしょにどやどや乗るよ。どやどや。

■木伏「トレジオン」

 今回は「最近の盛岡おせーーーてーーーーーえ????」とお声をかけさせてもらって盛岡のギャラリー「ひめくり」さんと漫画家の田中美菜子さんとご一緒させてもらいました。ありがとうございますございます。

 指定してもらった盛岡「開運橋」近くの北上川の川っぺり「木伏」に。

ちなみに「きっぷし」と読みます。知らんうちにおしゃれスポットに生まれ変わってました…。

北上川を臨みながら生ビール飲める日がくるとは思いませんでしたうまい…。
日が落ちた後の北上川。なにこれおしゃれ〜〜〜!!!

 東北の食材を扱っていて楽しかったです。駅から歩いて5分もないしこの界隈、夏とか流行るんじゃないかな〜。(ちなみに冬は寒くて無理。6月でも夜は寒い)

三陸ほたて刺し身〜。
ワインも岩手。フィッシュアンドチップスも三陸の魚。
川、夜に歩きたい。

■喫茶「詩季」

 帰る前に、駅前の喫茶店「詩季」にお付き合いさせてもらいました。

駅前に昔からある。

 早い時間に閉まりがちな盛岡の飲食店ですが、駅前なので21時くらいまでやってくれていて助かりました。デザート代わりにウィンナ・コーヒーをのみ、さあ帰ろうと盛岡駅のバスターミナルに戻ったら、駅前フェザン(地元民しかわからんなこの固有名詞…)のタリーズコーヒーに東京の友達がいてめちゃくちゃ驚きました。出張で来ていたそうです。このくらい盛岡は狭い…。

出張できていたという友達の同僚の方に記念写真撮ってもらった記念写真。

 これから新幹線で東京に戻るという友達を見送って、バスに乗って、今日1日が終わりました。楽しかった!

整理券と現金がものいう世界。

2日めはこちらです。


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