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アニメ感想「彼方のアストラ」

Netflixで一気見しました。
2~3話辺りでこの作業感溢れる展開を繰り返すのはちょっとダレてしまうかも、と不安になったのですが、4話辺りからそれまでパッっとしなかったB5班のメンバーの魅力がぐいぐい引き出されていき、最終話までずっと楽しいが続いていました。

好きになりそうなのは3~4人ぐらいかな、と思っていたのに気付けばB5班全員好きなっていました。
やはり旅を共にすると愛着が湧いちゃいますね。

キャラクターデザイン的に一番いいなぁ、と思ったのはユンファ。

僕は眼鏡キャラが眼鏡を取ると魅力的になる、というシチュエーションが刺さったことは今までなかったのですが、ユンファのイメチェンにはあっさり堕ちました。

ラスト数話で世界の謎が一気に溶けていくのも心地よかったです。
まったく想像してない展開にうひゃーってなりました。

彼方のアストラってそういう...
タイトルの意味が後になって分かるパターン大好きです。

声の話をするとアリエス役の水瀬いのりさんのモノローグは聞く度に冒険心を掻き立ててくれるというか、夢を見させてくれる声だなぁって感じます。
今年になって、メイドインアビス、よりもいに続いてこの作品を見た、というのもあるのでしょうが。

黒澤ともよさん演じるキトリーがザックから出されたキノコ茶を飲んで「はーい」と返事するシーン。
この時の「はーい」のさじ加減が絶妙で、気心の知れた相手にしか見せない「はーい」で、こういうオフの時の演技は流石のひとこと。
なにげないシーンでしたが強く印象に残りました。

主人公のカナタ。
とんでもない特殊能力を持っている訳でもないけど抜群の行動力で数々のピンチを救ってくれる素晴らしいタフガイ。
正統派ど真ん中のな主人公ってやっぱ見ていて気持ちいいですね。
後半になってくると、それでもカナタならなんとかしてくれる感が凄かったです。
大好物の序盤のシーンがラストで再現される展開も味わえて満足でした。


最後に、親御さん達の「身が引き裂かれる思いだよ」というセリフ。
これ絶対どっかで使おうと用意してたでしょ。
そして、上手いこと言ったな、とニヤニヤしてたに違いないでしょ。



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