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ヨシヒコに見るプロレスという芸術

私の世代(昭和44年生まれです)は、子どもの頃テレビ番組でプロレス放送がありました。
詳しくないけど、猪木さんの団体と馬場さんの団体で週2回放送があったと思います。
アニメではタイガーマスクの放送もあり
好き嫌い関係なくプロレスに馴染みがありました。

私のプロレスの知識はその程度です。

大人になると「大阪プロレス」という団体の子ども向けイベントに娘と参加しました。
結構面白かったのと
家の近くのカフェに大阪プロレスの関係の方がよくお越しだった縁から
数回観戦に行きました。

娘が3〜4歳の頃でしょうか

そこから、娘はプロレスラーを志すこともなくプロレスとは無縁の生活に進みましたが

ある日、気がついたら

社内旅行の余興で猪木さんのモノマネを披露したり、
毎年アメリカまでプロレス観戦に行ったり、
プロレスラーのコスプレをしたり、
プロレスが好きが高じて地域のプロレス興行を企画したりする
度を越したプロレス好きの友人に囲まれていました。

先日、そんなプロレス好きの友人と話していたとき
「プロレスって筋書きがあるって言われてるやん、台本とか演目で決まってるん?」と聞いてみたところ
「台本という形ではないけど、暗黙の了解っていうのがあるんです。これは上手い下手がはっきりわかるんですよ、特に

猪木さんは箒とプロレスができる

と言われるほど、本当に上手いレスラーは名勝負ができるんですよ」

「へー」(まったく話聞いてない)
「飯伏幸太とヨシヒコの試合、知ってます?」
「燻?…」
「いいから…まず見てみましょう。」

いきなりパソコンの画面を立ち上げています。

断る事はできないようです。

ヨシヒコの正体は

人形だったんです。

ヨシヒコは、飯伏選手と対戦していました。
きちんと、飯伏選手に技もかけているのです。

私はヨシヒコの試合に釘付けとなりました。
あれから、何度もYouTubeで見ています。

ヨシヒコは端正な顔立ち

最初は、ヨシヒコに心を奪われていましたが、回を重ねるにつれ
ヨシヒコを最大限活かす飯伏選手の試合運びに、感涙いたしました。

プロレスは鍛え抜かれた肉体と技を魅せる芸術です。

ヨシヒコの活躍はこちらから


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