あ〜

昼過ぎに起きて仕事部屋に来て、とりあえず風呂に入り「あ〜」っつって。

髪が乾くまで音楽聴いて「あ〜」っつって。

腹が減ったので天ぷらそばを食いに行って「あ〜」っつって。

スーパーに行って買い物してスタバ行ってアイスコーヒー買って仕事部屋戻って飲みながら「あ〜」って言いながら今これを書いている。

眠くもないし腹もくちくなったし、あとは仕事をする以外はやることが無い。

仕事以外にやることが無い状況まで自分を追い込んでいるとも言える。

怠惰とも呼べる。

打ち合わせをしたいという問い合わせを一週間放置した末に「打ち合わせとかもう飽きたから滝行に行こうず」と返信す。

もう人生で必用な分量の打ち合わせはしてきたと思うんだ。

もういいと思うんだ。

だから別の行動の隙に潜り込ませて打ち合わせるくらいじゃないと自分を騙せないと思うんだ。

別に滝行じゃなくてもいいの。

滝行はものの例え。

「角を守っているおじさんに会いに行こう」

「道ゆく犬に振り返られよう」

「世界に内緒で今日を明日にしたの、お気づきでした？」

なんでもいいんだけど。

「打ち合わせ」も「飲みに行こう」と同じ響きに聞えて来るようになってきてしまった。

私はもう、そうそう打ち合わせないし飲みにも行かない。

「手馴染みのいい棒を見つけたんだけど」

うん、必ず行く。