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寝ながらスマホ見てたら前歯欠けた

おととい、寝る前にベッドで横になりスマホを眺めていたら、手が滑って顔面に直撃して前歯が欠けた。

でも私は動じない。前歯が欠けるのは、これで3回目だから。今日、近所の歯医者さんを予約して、詰め物をしてもらった。

初めて前歯が欠けたのは、5年ほど前、大学を卒業した春休み。内定も決まってルンルン気分で飲みに行って、酔っぱらった帰り道のことだった。

駅の駐輪所にとめていた自転車に乗って、家に向かっている途中で「目をつぶってどこまで走れるか選手権」を一人で開催した。

結果、壁に突っ込んで転倒。酔っているので痛みはなく、そのまま帰宅して寝た。翌日、朝起きて鏡を見たら、顎から下にダーッと血の跡がついていて、「エッ」と口を開いたら前歯が欠けていた。

すぐに歯医者さんに行き、欠けた部分に詰め物を施してもらった。

無理やり異物をくっつけているので、劣化するし、衝撃に弱い。昨年かたい食べ物を食べていたら、ポロッと取れてしまって、再び歯医者さんに向かった。(それが2回目)

その時の歯医者さんはとてもセンスが良かった。詰め物の色を歯に近い色味に調整してくれたり、歯の先端のギザギザを再現してくれたりして、まるで欠けたことのない歯をつくってくれた。

しかし、今日行った歯医者さんは、ちょっと想像力が足りないようで、詰め物の色が元の歯から少し浮いているし、こちらから注文しなければギザギザを再現してくれなかった。

用いる手法は同じでも、その人の経験やセンス次第でアウトプットが違ってくるっていうのはアートも医療も同じだ(何にでも言えることだけど)。人の身体がキャンバスになる医療は、責任があまりにも大きすぎて、わたしはできないなあと思った。

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