見出し画像

One Republicについて

私が、一番好きなアーティストは、One Republicだ。日本での知名度は低く、彼らのアルバムは2020年12月現在、4枚出ているが、なぜか、日本版は1枚目に出たものの、次に日本版が出たのは、4枚目である。そんな日本ではファンは確かに存在するものの、皆が知っているバンドというわけではない。今月31日に5枚目のアルバムがリリース予定だ。私が彼らのことを知ったのは、彼らがデビューして間もない、2008~9年頃。当時の海外ドラマ”Smailville"という番組でゲスト出演していた。さらに、私はその頃、「洋楽バカ」といって良いほど、洋楽しか聞いていない人だったので、MTVといった番組で彼らのPVが流れることもあった。1枚目のCDを買ったのも、リリースして間もなかったと思う。とにかく、好きになるのは早かった。One Republicのフロントマン、Ryan Tedderは、米国では有名プロデューサー。特に、当時売れたレオナ・ルイスの"Bleeding Love"も彼がプロデュースした曲である。彼らの音楽が好きで、アルバムが発売されれば、当日に買うというハマり様。

そんな彼らが、単独公演で来日するのは、2017年なのであるが、有給を取って、Zepp Tokyoまで観に行った。その前に、Twitterでタグホイヤー様がなんと、ミート&グリートというものを企画してくれた。抽選で当たった人のみが、表参道にあるタグホイヤーのお店で彼らのインタビューを聞いて、写真撮影ができるというものだ。ダメもとで応募したところ、まさかのタグホイヤー様からDMが。あの時の興奮は今も忘れられない。10年近く、聴いていたアーティストが目の前にいるという奇跡。感動。実際のライブも私が一番好きな曲と言って良い”Kids"を歌い始めた瞬間、涙を流すという感動っぷり。最初から最後まで楽しいライブだった。もともと、You TubeでOne Republicの海外コンサートの映像は観て、予習していたから、雰囲気はわかっていたつもりだったが、何よりも「生」より勝るものはない。Ryanが日本に来ると行くというNOZY COFFEEにもライブの前日に行ってみた。どうやらニアミスでRyanたちが行っていたことをInstagramで知る。

何が好きかは言葉で説明するのは難しい。私は、Ryanが作る曲に流れる曲調のようなもの(様々なアーティストに提供しているものも)がなぜかわかる。例えば、P!NKの歌を聴いていて「これ、Ryanが作っている気がする〜」と思って、調べてみるとSong Producerのところに名前があるといったような。その曲調が私にハマったのだ。癒し効果というべきか、ストレス発散効果というべきか、本当に疲れている時に、彼らの曲を聴くと、力がみなぎってくるのだ。(最近リリースされた”Wild Life"は聴くと、涙が出るが。)私からOne Republic無くしては、人生と言えないだろう。(昨今の状況で披露宴ができなかったが、本当はOne Republicの曲で披露宴の曲は埋めるつもりだった。)

そして、もう一つ。私の青春の一つ、Gleeという海外ドラマがあるが、なんとこのドラマの最終回で出演者が歌った曲が、One Republicの"I Lived"という曲である。私の好きなドラマと好きなアーティスト。なんとも言えない奇遇。Gleeに関しても色々語りたいことはあるが、また別の機会で。

そして、今月の31日。5枚目のアルバム"Human"。楽しみで仕方ない。彼らの曲を最初に聴くときが何よりも幸せだ。そして何度も何度も繰り返し聴くことで、新しい発見ができる。スルメのように、噛めば噛むほど味が出てくるのが、彼らの良いところ。これからも彼らの活動を陰ながら応援していきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?