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FlutterNinjas2024参加レポート
EnglishスピーカーのためのFlutterカンファレンスとしてFlutterNinjasの第一回が今回開催されたので参加してきました。
登壇者のリストを見ると分かるように、海外の著名人たちが多く参加しており、第一回ながら規模の大きいカンファレンスだったように思います。
docomo R&D OPEN LAB ODAIBAという場所で開催されました。
PlatinumスポンサーのcodemagicやGoldスポンサーのMoney Forwardほか、10社のcommunity sponsorshipによって開催が実現されたようです(感謝)。
セッションは1ブースでのみなので、特に移動等はなく2日間ひたすらみんなでセッションを聴き続けましたが、英語onlyのためそれなりに疲弊しました。。
いくつか業務では使うことがなさそうなものの、面白かったセッションをピックアップして紹介します。
Rive animations with Flutter
Riveを使ったアニメーションで何ができるのか、どうやって実装するのかをまとめたセッションでした。
アニメーションファイルは.rivにまとめられ、これをロードする形で実装できるとのこと。
簡単なことならFlutter自体で独自実装するし、そうじゃないものはあまりやらないことが多いですが、こういったアニメーション用のframeworkを使うと見た目的に楽しいアプリが色々作れそうです。
実装面としては、アニメーションの引数としてBoolean、Number、Triggerの3種類を持つことができ、以下のリンクでinputsを確認することができます。
RiveAnimation.network(url); のような形でネットワーク上のファイルを持ってくることもできるし、ローカルアセットやファイルを直接入れて使うこともできるようです。
My challenge to add Vision OS support in Flutter
こちらのissueで管理されているように、FlutterにおけるvisionOSサポートはまだ行われていないようです。
iOS向けのビルドを無理やりvisionOS用に展開するといったことでFlutterアプリを動かすこともできるようですが、これからの対応方針に期待ですね。
Enhancing Flutter Development with flx
flxというFlutterの開発ツールを作ったよという話でした。
シンプルなツールでWidgetツリーやログなどを確認できるもので、Android Studioのような開発環境だと重いな…と感じているような人とかには良さそうだなと思いました。
あと単純にこういうツールを作るのは楽しそうだなと感じます。
Maximizing the Power of the Widget Tree: Enhance Your Flutter Apps Without Packages
以上のリポジトリにある内容で、Flutter内部の構造から実際どういう形で状態管理を行うのかというところまでを紹介していただきました。
スライドをFlutterで作っているのが面白かった他、内部的な挙動や実装を把握することがよりFlutterらしい実装に繋がると思うので直接的に業務には関係ないものの知っておく方がいいなと思える内容でした。
他にも色々と面白いセッションがありましたが、紹介しているとキリがないのでこの時点で終了しておきます。
早速来年のFlutterNinjasの計画もあるようで、これからのこのカンファレンスの動きに期待ですね。
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