CHATGPTはマイナー言語学習の救世主になるのでは?(CHATGPTを使ったインドネシア語勉強の提案)

CHATGPTを使ったインドネシア語勉強の提案


最近chatgptを使ってインドネシア語の勉強を進めている。

人間、AIに関わらず教えられたことを鵜呑みにしないという原則を理解した上で使えばとても役に立つように思う。

今まで試したこと

  • 単語リスト作成(例えば、パームオイルに関する日本語ーインドネシア語商談通訳で必要と思われるインドネシア語の単語リストを、インドネシア語例文、出典リンクをつけた上で、エクセル形式でリストアップして下さい。)

  • 単語の比較(例えば、「混乱」と日本語訳されるインドネシア語を挙げ、それぞれの使い分けを情報ソースを明記した例文とともに解説して下さい、とか。melepasとmelepaskanの違いを多様な文脈の例文を出典を明示した上で解説して、とか)

  • インドネシア語検定問題の解説(手入力して回答を選ばせ、理由も述べさせる)

  • 通訳のレビュー(日本語原文を提示し、インドネシア語音声入力で通訳文を入力→どこがおかしいか解説させる)

こちらは単語リストのスクショ

違和感を感じたら圧をかけて修正させる。

これは通訳レビューを頼んだところ

提案された改善点
納得いかなかったら、使用例や情報ソースを求める
AIは、自分の出した答えに引っ張られたりするので、提示されたものを鵜呑みにしないこと。

自分は「足るを知る」を初見で良い訳が出せず、mengetahui kepuasan(満足感を知る)と訳出した。AIはmenghargai kepuasan(満足感を大切にする)と改善提案した。私はmenghargai使うならmenghargai apa yang sudah Anda miliki (既に持っているものを大切にする)の方が良くないか?と聞き返した、という感じ。
自分一人で考えるよりもキャッチボール相手がいる方が捗るし、違う視点が得られる。あと早い。深掘りもできる。

使える相談相手

BIPAでインドネシア語を勉強するにせよ、教科書で勉強するにせよ、単語一つ一つのニュアンスを確認したり、文法について調べるのはインドネシア語の場合、情報ソースが限られている。特にインドネシア語解説はおそらくインドネシア語→英語→日本語の順で情報源が減っていくだろうし、初学者がインドネシア語で書かれたインドネシア語解説を読むことは無理だ。(読めても広告モリモリのウェブサイトを漁りたくない)。

でもCHAT GPTを使えば、インドネシア語ソースかつ信頼できる(と思われる)サイトからサクッと情報を提供してくれる。もちろん間違いも含むし、さっき聞いたことと真逆の答えを言ったりする時もあるが、きちんと使うと効率が上がる。特に文法間違いなんかはAIの強い分野だ。

これに頼りきりになるのではなく、自己解決に詰まったら無意味に時間を費やして悩むよりもとりあえず意見をもらう、という使い方がいいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?