押井守作品から読み解く『うる星やつら』の世界 -ユートピアというディストピア-
最近完結したが、ノイタミナの『うる星やつら』を毎週観ていた。
『うる星やつら』は地球外生命体で地球と比較して圧倒的な軍事力を保有する鬼族が地球侵略を仕掛けるが、あまりに力の差が圧倒的で面白くないので鬼族代表のラムとコンピュータで選ばれた地球代表の諸星あたるが鬼族の伝統である鬼ごっこにて一騎討ち対決を行い、あたるが勝てば侵略をやめ、ラムが勝てば地球を占領するという取引がラムの父から持ち掛けられるというところから始まる。
結果的に恋人であった三宅しのぶに勝ったら婚約という約束