見出し画像

#SaveYourInternet "STOP! Article13" Voice from Japan!

2019年1月に採決が予定されているEU、欧州議会の『著作権指令第13条』ですが、11月12日、YouTubeが特設サイト『#SaveYourInternet』を開設して、より良い解決策を求めていく呼びかけを行っています。

この件に関しては、私もYouTube Liveでお話しをしてきました。海の向こうのEU圏のことではありますが、インターネットという世界においては、YouTube等のプラットフォームを利用しているので、全く関係がない、というわけでもありません。「インターネットの文化が終わりを告げるかも知れない」と危惧する方々もいらっしゃいます。

ベストな方法はないかも知れません。ただ、今回の件を通じて、『著作権』のあり方について考えるのも良いかも知れません。
この動画では私の考えを述べさせていただきました。当然、反対の意見もあるかと思います。皆さんのご意見をコメントにお書きください。また、ご自分で動画を撮れる方は、ハッシュタグ『#SaveYourInternet』を付けて、意見動画を投稿されください。

【タイムスタンプ】
0:04 STOP! Article13
0:39 問題点とより良い解決策を目指して
2:19 私が考える解決策
5:20 日本に住む私たちもこの問題を考えましょう

【関連サイト】
Save Your Internet

------------------------------
【Live後のこぼれ話】

はい、私も意見表明をさせていただきました。

これがベストだという解決策はないのではないかなと考えます。なるべく、関係する皆さんが納得できるような解決策を考えてみました。

これは日本に限っての話で海外の事情は分かりませんが、これまで、インターネットで利用できるコンテンツって『無料』というイメージが強いじゃないですか。

この無料ということが、『著作権』という権利を曖昧なものにしてきたのではないかと思います。これはある意味、教育施策、国の責任でもあるのではないかと考えます。

ご存知のように著作権とは、創造性のある制作物全てに備わっている権利で、いくらインターネットで公開されているからといって、それらを無断で使用することは著作権の侵害ということになります。

当然のことなのですが、その当然のことが『無料』という魅力的な言葉に影響され、これまでに実に多くの著作権侵害に関する事件、裁判が行われてきました。

この状況は今後も続くのではないかと思いますが、それを断ち切るためには、

著作物は、クリエイター、アーティスト等の制作者が、時間とお金と頭と体を使って作り上げたモノである

ということを分からせる必要があります。

ベストではありませんが、ベターな方法として私が考えるのが、

有料化

です。

一部ではなく、インターネットで公開されている創造性がある全ての著作物を有料化にすることで、否応なしに『著作権』という存在を知らしめることができるかと思います。

2018年11月14日から日本でも、YouTubeの有料サービス『YouTube Music premium』『YouTube Premium』がスタートしました。

サービス開始からまだ数日しか経っていませんが、有料コンテンツが充実していけば、無料のYouTubeとの差別化が図られるのではないかと考えます。

また、有料化によって、そのお金をクリエイター、アーティスト等へ分配することでライセンス料、収益を得ることもできます。そのことによって、良質のコンテンツも充実するのではないかと思います。

現状、有料サービスを利用したいユーザーだけが月額料金を支払って利用していますが、これをすべてのユーザーに拡げるのです。

月額300円でも500円でも良いかと思います。

すべて有料化することによって、そのお金をクリエイター、アーティストへ分配するとともに、著作権を保護するためのシステムやユーザー・サービスの充実を図るために使うこともできます。

また、

「お金を払ってまでYouTubeには投稿しない」

というユーザーも出てくるでしょう。

無料のプラットフォームで、しかも条件をクリアーすれば収益化もできる、というある意味おいしいYouTubeにおいて、有料化することで、いわゆる『ヘイトスピーチを含む動画』等の見たくもない動画の投稿が減るのではないかと考えます。

深読みしすぎでしょうか?

今後、携帯電話料金が値下げされ、さらにプロバイダー料も下がることになれば、月額300~500円程度の負担は問題ないかと思います。

これは海の向こうのEUで起きていることですが、インターネットには国境はありません。同じYouTubeというプラットフォームを私たちも使っています。

日本にも影響が出てくるかもしれません。

すでにYouTube上には、ハッシュタグ『#SaveYourInternet』が付いた意見動画が多く投稿されています。さすがに日本からの動画は少ないです。

今回の件をきっかけにして、『著作権』につい考えてみませんか?



これからもYouTubeに関する様々な情報を発信していきたいと思います。サポートをどうぞよろしくお願いいたします。